| こういったクラシックな仕様が似合うのはフェラーリならでは |
さて、自身のFacebook上にてチョコチョコと自社カスタムを公開しているフェラーリ。
フェラーリは自社にてパーソナリゼーションプログラム「テーラーメイド」を保有しており、このプログラムを使用してカスタムがなされた車両を公開しているわけですが、その内容は実に多種多様。
なお、フェラーリのパーソナリゼーションは事実上「無限」のバリエーションを誇っていて、テーラーメイドによるカスタムの基準としては「Scuderia(スクーデリア。レースっぽい)、Classica(クラッシカ。文字通りクラシカル)、Inedita(イネディタ。先進的な素材や加工を採用する)」の3つが設けられています(もちろん、これらの制限内に収まる必要はなく、自由にカスタムができる)。
フェラーリは「クラシカルな仕様」がよく似合う
フェラーリというとレッドやイエローのボディカラー、そしてビビッドなカラーを使用した内装ばかりというイメージがあるものの、実際にカーコンフィギュレーターを使用してみると、いわゆる「派手」なカラーは一部のみで、「シック」な内外装の選択肢のほうが圧倒的に多いこともわかります。
エクステリアは「ゴールド」
そして今回、フェラーリはテーラーメイド”クラッシカ”にてカスタムした488ピスタ・スパイダーを公開していますが、ボディカラーはなんと「ゴールド(マット仕上げに見える)。
加えてホイールはやや赤みの入ったゴールドに見え、これらは「標準の」選択肢では選べないカラーです。
インテリアは「ヘリテージ」仕様
もちろんこのフェラーリ488ピスタ・スパイダーのインテリアも特別製で、ダッシュボードのロワーパート(下側)に使用されるのはやや光沢のある「ブラックヘリテージマホガニー」レザー。
ダッシュボード上部、ステアリングホイール、ニーパッドにはブラックのスムースレザーが使用され、ステアリングホイールとニーパッドのステッチは「ブラウン」。
ステアリングホイール下部には、ボディ同様、サークルと「23」のレターが挿入されています。
さらにブリッジ上のシフトボタン外周は「ゴールド」というゴージャスな仕様ですね。
そして運転席側シートに使用されるのは「ヘリテージマホガニー(ブラウン)」レザー。
シートサイドにはブラックへリージマホガニーが採用され、ステッチとヘッドレストの「跳ね馬(プランシングホース)」刺繍にはブラックが用いられます。
ちなみにシートベルトキャッチ部のスリーブにもヘリテージマホガニー。
一方、助手席側だとシート表皮はブラックヘリテージマホガニー、シートサイドはヘリテージマホガニー。
もちろんステッチと跳ね馬刺繍はブラウン、そしてシートベルトキャッチのスリーブもブラックヘリテージマホガニーという、「完全に反転した」仕様です。
なお、サイドシルやセンターコンソール、ステアリングホイールに採用されるカーボンファイバーは「グロス(光沢)」仕上げが採用に。
こういった「左右で色違いのシート」はぼくにとっての憧れでもあり、しかし新車発注時にこれをオーダーすると非常にコストが高くなってしまうため、であれば「納車後に、シートをもうひとつ手に入れ、そのシートを張り替えてから新車時に装着されているシートと入れ替える」ほうがいいか、と考えたりします。
合わせて読みたい、フェラーリのカスタム関連投稿
-
フェラーリが公式にカスタムした488ピスタ2台を公開!珍しい「ブルー」のスパイダー、そしてポリッシュホイールを持つ「過去のレーシングカーモチーフ」のクーペ
| フェラーリらしくないカラーでも似合うのがフェラーリ | さて、フェラーリが自身のFacebook上にて美しくカスタムされた488ピスタ2台を公開。まずこちらはフェラーリ488ピスタ・スパイダーです ...
続きを見る
-
「カスタムはルールに従わない」!フェラーリが公式にてフェラーリっぽくない仕様を持つ488ピスタを公開
| 様々な仕様を持つフェラーリが増えるのは見ていて楽しい | ここ最近、自身のFacebook経由にて「カスタム車両」を発信しているフェラーリ。これまで488ピスタ、488ピスタ・スパイダー、ポルトフ ...
続きを見る
-
フェラーリ純正カスタムが施された812スーパーファスト!「グリーンにタンレザー」の鉄板カラーコーディネート
| いつかはボクもこの組み合わせに挑戦したい | さて、フェラーリは自社のパーソナリゼーション部門「テーラーメイド」にてカスタムした車両を不定期にて公開していますが、今回紹介されているのはグリーンのフ ...
続きを見る
参照:Ferrari