| ブラックにゴールドを組み合わせるフェラーリはそれほど多くない |
ここまでシンプルなフェラーリ・モンツァSP2は初めて見た
さて、フェラーリが自社の公式facebookにて、限定ハイパーカー「モンツァSP2」のカスタムを公開。
ボディカラーはネロステラート、インテリアはカネラレザーにペッカリーベージュインサートが施されていると紹介されていますが、これまでのモンツァSP1/SP1には見られないシンプルなカラーコーディネートが特徴的。
多くのモンツァSP1/SP2には、横方向や縦方向、そして縦方向であっても中央や片側など様々なストライプが入っていたりするものですが、この個体にはそういったストライプの類が入っておらず、極限までシンプルな仕様を持っていることもわかります。
やっぱりフェラーリにはイエローアクセント
そしてこのフェラーリ・モンツァSP2のブレーキキャリパーには「イエロー」がセレクトされており、これはフロントフード上のエンブレム、フロントフェンダーサイドのシールドエンブレムのカラーにマッチさせたものだと思われますが、このイエローはフェラーリ本社のあるモデナ市のカラーでもあり、フェラーリとは非常に縁が深い色でもありますね。
なお、ホイールはサテンフィニッシュのゴールド、そしてホイールのセンターキャップはカーボン仕様。
シート後方のコブにはゴールドにて「Ferrari MONZA SP2」の文字。
これまでに見た範囲だと、この文字はいずれの個体にも記されているようです。
そしてインテリアにはゴールドと色味が近いカラーがセレクトされ、内外装とも非常にまとまりの良い仕上げを持っています。
フェラーリで一番人気のあるボディカラーは「レッド」であることは疑いようがありませんが、そのほかに「イエロー」「ブラック」の人気も非常に高く、しかしブラックにゴールドを組み合わせるのは比較的珍しいパターンかもしれません(ブラックにはレッドのインテリアやシルバーホイールが組み合わせられることが多く、ゴールドのホイールはレッドのボディカラーと組みわせられることが多いようだ)。
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参照:Ferrari