| やはりV12フロントエンジンモデル(とくにオープン)のオーナーはシックなカスタムを好むようだ |
ボクだったら、同じお金をかけるのであればついつい派手にしてみたくなるが
さて、フェラーリが自社のパーソナリゼーション部門、テーラーメイドにてカスタムした812GTSを公開。
812そのものはフェラーリの伝統をそのまま体現するといってもいい「V12フロントエンジンモデル」であり、812GTSは50年ぶりにカタログモデルとして登場した「フロントにV12エンジンを積むオープンモデル」。
そういった背景もあり、812GTSではフェラーリの歴史を感じさせるカスタムを選択する顧客も多いようですが、今回紹介する812GTSもまた「クラシカルでエレガントな」仕様を持つ一台です。
-
フェラーリが”812 GTS”発表!50年ぶりに登場するV12フロントエンジンのオープンモデル、デザインイメージはデイトナ
| フェラーリV12オープンの歴史は1948年にスタート。1969年以降はスペシャルモデルが存在するのみ | フェラーリが812スーパーファストのオープンモデル、「812GTS」を発表。V12エンジン ...
続きを見る
このフェラーリ812GTSのインテリアは「ローズウッド」
今回紹介されているフェラーリ812GTSのボディカラーは「ブルー・ノッテ(Blu Notte)」、そしてストライプやサークルなどのリバリーが入らないというシンプルな仕様を持っており、ホイールはメタリックグレー(光沢)にダイヤモンドカット、そしてブレーキキャリパーにはブラックが選択されています。
ただしこのフェラーリ812GTSの真骨頂はそのインテリアにあり、なんとブリッジやステアリングホイールのグリップに用いられるのはリオ・ローズウッド(削り出しだとしても、表面にウッドを貼ったのだとしても、相当に手間がかかっているのは間違いない)。
さらにブリッジ上のスリーブはボディカラー同色にペイントされています。
シートやセンターコンソールに用いられるレザーは「テスタ・ディ・モロ・ヘリテージレザー」だと紹介されており、ローズウッドの色調に近いブラウン、そしてボディカラーに近いブルーが用いられ(ステッチや刺繍はブルー)、内外装ともにマッチしたカラーを用いることでエレガントな雰囲気に。
レザーの質感は、昔の高級なソファに使用されているような、「光沢と張りのある硬さを持った」レトロなもので、欧州では非常に高い人気を誇る選択肢だと言われています。
合わせて読みたい、フェラーリ812GTS関連投稿
-
そのボディカラーはマットゴールド!シックな内外装を持つフェラーリ812GTSのカスタム車両が公開
| フェラーリのファンには「レトロ」なイメージを好む人もけっこう多い | 実際のところ、標準で用意されるボディカラーもけっこう「レトロ」 さて、フェラーリはこれまでにも自社のパーソナリゼーションプログ ...
続きを見る
-
「時代を超越したエレガンス」!フェラーリが自社にてカスタムした812GTSを公開。インテリアは「非カーボン」、そしてヴィンテージレザーを使用
| ここしばらく、フェラーリのフロントエンジンモデルには「エレガントな仕様」が増えているようだ | ガソリン世代「最後」のクルマを長期保存しようと、時代に左右されないカラーを選んでいるのかも さて、フ ...
続きを見る
-
フェラーリが812GTSの純正カスタムを公開!ワインレッドを取り入れたエレガント、かつスポーティーな仕上がりに
| インテリアにもワインレッドを使用し、このオーナーは細部にまで「存分にこだわった」ようだ | フェラーリが自社にて812GTSのカスタムを公開するのは今回が「初」 さて、フェラーリは自社にてパーソナ ...
続きを見る
参照:Ferrari(Facebook)