| 補修はけっこう大掛かりとなりそうだ |
さて、現時点ではアメリカ国内に限ってですが、ランボルギーニ・アヴェンタドールSVJにリコール発生。
部位としては「サスペンション」、そして問題の内容としては「サスペンションアームを取り付ける際に周囲を傷つけている可能性があり、最悪の場合は該当部署が破損し、車両のコントロールができなくなる」というもの。
なお、これはサプライヤーが不適切なツールを使用したためだと報じられています。
対象期間に製造されたアヴェンタドールSVJは100%対応が必要
今回のリコール届出内容によると、対象となるのは2020年6月10日から8月31日の間に製造されたアヴェンタドールSVJクーペ/ロードスター。
これらについては「100%」問題があるとも報じられており、しかし幸いなことに(アメリカの場合)これらの個体はすべて納車前なのだそう。
対策としてはフロントフレームを入れ替える必要があるとしており、補修内容としてはかなり大きなものとなりそうですね。
他にはこんなリコールも
なお、ランボルギーニは基本的にリコールが少ないメーカーですが、これまでにはいくつかアヴェンタドールに関するリコールが届け出されたことも。
一方でウラカン、ウルスのリコールは非常に少なく(聞いたことがない)、これらはアウディとの共同開発という部分がいい方向に働いているのかもしれません。
ちなみにこちらは「室内からドアを開けることができなくなる」という一風変わったリコール。
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こちらは「エンスト」問題。
低速時に発生しやすいとされ、いくつかの国にてリコールが出されています。
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