| ランボルギーニは以前から独自の方法にて「ホワイト企業」を目指している |
とくにランボルギーニは従業員の健康には気を使っているようだ
さて、様々な方法にてホワイト企業を目指すランボルギーニ。
各種法規に対応するのはもちろん、法規に先駆けても独自の取り組みも行っており、先日は「性別や国籍に関する多様性を重視する」と発表したばかり。
そして今回、ランボルギーニは「自社にて新型コロナワクチン接種キャンペーンを開始した」と発表しています。
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対象はランボルギーニ全従業員
ランボルギーニの発表によると、この新型コロナワクチン接種を行うのはランボルギーニ本社。
国や地域の関連機関との合意のもと、6月23日に開設したといい、ワクチン接種対象は「全従業員」。
さらにはスピードを重んじるランボルギーニらしく、「1回目の任意ワクチン接種はわずか3日で完了する」といいます。
もちろん予防接種自体は保健省の指示に従い、専門の医療従事者によって行われるもので、ランボルギーニは、COVID-19の蔓延を防ぐためにこの活動を支援したいという考えを継続して持っており、この活動はランボルギーニの従業員に対するコミットメントを改めて示すものだそう。
ランボルギーニ社長はこう語る
そして今回の新型コロナワクチン接種センター開設にあたり、ランボルギーニCEO、ステファン・ヴィンケルマン氏は「COVID-19の蔓延に対する国の取り組みを支援し、イタリアでの予防接種活動の負担を軽減するために、本社を従業員のための予防接種ポイントとして設定することを決定しました。この活動は、COVID合同委員会がパンデミックの発生以来行ってきた並外れた活動を継続させるもので、当初から当社の最優先事項である従業員の安全と健康を最大限に確保するために設立されました。ランボルギーニは再び、医療機関とエミリア・ロマーニャ州の健康と安全に関する政策を支援しています」とコメント。
なお、ランボルギーニCEO、ステファン・ヴィンケルマン氏(一番上の画像で左の人)の腕に光るのはロレックス・コスモグラフ・デイトナ「アイスブルー」のように見え、これは日本国内定価7,222,000円。
右側の人はロレックス・サブマリーナーデイトを身につけているようで、イタリアでは「ビジネスにロレックスのスポーツモデル」という風潮があるのかもしれません(以前のフェラーリCEO、ルカ・ディ・モンテゼーモロ氏もビジネス上ではサブマリーナーを愛用していた)。
参考までに、ランボルギーニは、上述のとおり従業員を非常に大事にする会社であり、以前にランボルギーニ本社を訪れた際、従業員からも「社員食堂には糖尿病患者や、ダイエット中の人専用のメニューがある」「結婚した際には、お祝いとしてランボルギーニを貸してもらえる」等、会社の優れた点において誇らしげに語っていたことを思い出します。
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参照:Lamborghini