パガーニは創業25年、ゾンダ発売から18年。今までに137台の車を販売
パガーニが自社の製品(主にゾンダ)を対象にしたレストアプログラム、「Pagani Rinascimento(読みはパガーニ・リナスチメント?)」を発表。
パガーニは「新興メーカー」というイメージがあるものの、創業は1992年なので、実際のところ25年の歴史を持つ会社となっています。
最初の車「ゾンダ12C」の発売は1999年で、ゾンダ自体もいつの間にか18年の歴史を重ねている、ということに。
レストアにあたっては「部品一つ一つを吟味」
なおパガーニ自身もゾンダをリフレッシュすることについては大きな責任感と歓びを感じている、と発表。
創業者のオラチオ・パガーニ氏自身も「完璧主義者」なので、自分たちの手でしっかりメンテナンスしたい、という思いもあるのかもしれません。
ちなみにウアイラのサーキット走行向けオプション「パケット・テンペスタ」も装着はパガーニ本社でしか行えない、とされていますね。
加えて完璧主義なのは顧客も同様で、「オイル交換」ですら車体をイタリアまで空輸し、パガーニ本社まで運ぶオーナーも多いと報じられています。
レストアにあたっては「すべてのパーツがチェックされる」としており、必要に応じて清掃や修復、交換といった対応がなされることになると思われますが、過去にはテスト用として数十万キロを走行したゾンダが公開されたり、クラッシュにて大破したゾンダを新車同様に戻すプロジェクトも公開されているので、耐久性そして修復技術においてもパガーニは超一級、と言えそうですね。
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