
| むしろI型NSXは価格が下がっているようにも思われる |
反面、III型や限定モデル、NSX-R、タイプRの価格は上昇を続ける
さて、もはやカルト的人気を誇ると言ってもいいホンダ(アキュラ)NSX。
今回はテキサス州のカーディーラーにてコンディション良好なNSXが117,900ドル(1250万円くらい)にて販売中。
ボディカラーはかなり珍しいブルックランズ・グリーンパールという色だそうですが、当時はけっこうダークグリーンの人気が高く、ホンダではほかにもシャーウッドグリーンパールといった渋めのグリーンがラインナップされていたようにも記憶しています(ポルシェやBMW、メルセデス・ベンツでもグリーンの人気が割と高かった)。

メンテナンスが徹底され程度良好
そしてこの個体は「ほぼノーマル」そして「(アメリカにしては)低走行」という特徴を持っており、エキゾーストマニフォールドとマフラーが社外品に交換されているくらい(ただしアキュラディーラーで交換しているので変な製品ではないと思われる)。

走行距離は14,897マイル(24,119キロ)なので日本的感覚だと(NSXにしては)結構多いように思え、しかしアメリカだと「低走行」だとアピール範囲のようですね。

ホイールは切削加工が施された7本スポーク。

なお、見ている範囲ではこの5年ほどずっと初代NSX(I型〜II型)の北米における相場は1200万円前後で推移しており、意外と「ここから上がらないな」という印象も。
日本でも(程度のいい個体は)おおよそ似たような価格帯ではありますが、コンディションにこだわらなければ500万円台という価格を持つ個体もあるようです。

一方で、通常は価値が大きく下がりそうな改造車であっても1000万円くらいで売買されていたり・・・。
限定モデルはやはり高価になる傾向も。
もちろんNSX-R、タイプRは「破格」ですね。
ちなみにIII型NSXは標準グレードでもけっこう高値がつく模様。
なお、家の近所にIII型NSXを日常の足として乗っている人がいて、こういった「高値で売れる」という事実を知ってしまうと「走行距離が伸びると価値が下がってもったいないな・・・」と思ったりするのですが(ぼくは心に曇りがあるようだ)、NSXを足として乗ることができるというのはこの上ない幸せなのかもしれませんね。
今回販売されているNSXのインテリアはこうなっている
そしてこちらは今回販売されているNSXのインテリア。
おそらくはかなり大事に乗られていたものと思われ、タンカラーのレザーシートのコンディションも(走行距離と経過した年数を考慮すると)まずまず。

そして重要なのは「5速マニュアル・トランスミッション」ということ。

装備としてはエアコン、AM/FMラジオ、オートエアコン、カセットプレーヤー(レトロ)、パワードアミラー、運転席・助手席パワーシート、パワーウィンドウ、セキュリティシステムなどが紹介されています。

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参照:Earth Motor Cars