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「スバル南アフリカ」が独自チューンの限定WRX STIを発売。トレッドを2センチ拡大、出力は348馬力

2018/11/15

| 南アフリカはやはり熱かった。結構本気なWRX STI限定モデルを出してきた |

スバル南アフリカ(SUBARU SOUTHERN AFRICA=SSA)がSTiブランドの30周年を記念し、新たな限定モデル「ダイヤモンドエディション」を発売。
これはスバル南アフリカの技術チームによって開発されたもので、同地域における「最もパワフルな」モデルだそう。

エンジンは2.5リッターターボ、これにECU変更とパフォーマンスエキゾーストシステムの装着によって348馬力にまでパワーアップを果たしています。※日本仕様のWRX STIは高回転型のEJ20(2リッター)、海外仕様はもともと低速トルクに優れるEJ25(2.5リッター)

その出力はWRX限定モデル屈指のレベル

なお、これは日本で2017年7月に450台のみ限定発売された「WRX STI S208」、2018年7月に500台限定にて発売された「WRX STI Type RA-R」の329馬力を超える出力を持つことに(これらは2リッター”バランスド”ボクサーエンジン)。

これまでもスバルは各国にて個別のスペックを持つ限定モデルを販売していますが、その中で最もパワフルだったのは2010年モデルの「インプレッサSTI CS400」で、コスワースの協力を得て開発された395馬力エンジンを搭載していますが、今回の「WRX STI ダイヤモンド・エディション」はそれに次ぐレベルの出力を持つと考えて良さそうですね。

スバル南アフリカによると、今回のパワーアップによって0-100キロ加速が0.7秒速くなって5秒フラットで駆け抜けるほか、最高時速は255キロにも達するとされています。

パワーアップ以外だとSTi製エンジンブレースの装着に加えてブレンボ製6ポットキャリパーブレーキ(リアは2ポット。これらは日本仕様のWRX STIと同じだと思われる)、そして各ホイールにはスペーサーを装着してトレッドが+2センチワイドに。

視覚的な部分だとフロント~サイド~リアスポイラーにイエローのアクセントが与えられ、ホイールはダーク仕上げ、そしてスペシャルモデルであることを示すバッジつき。

インテリアはほぼ標準モデルと変化がないものの、やはり特別モデルであることを示すバッジそしてシリアルプレートが装着され、7スピーカーを持つハーマン/カードン社製オーディオが奢られる、とのこと(日本での標準仕様は4スピーカー)。

販売台数は「30周年」にちなんで30台のみで、納車は2019年はじめから行う予定だと発表されています。

スバルはほかにもこんな海外専用限定モデルを発売している

なお、上述のとおりスバルは各国に与える裁量が大きいようで、日本国内とは異なる様々な限定モデルを発売。
こちらは「WRX STI "S208” NBR CHALLENGE PACKAGE」「BRZ STI SportクールグレーカーキEdition」同様の、クールグレーカーキのボディカラーを持つカナダ市場限定モデル「WRX雷雨」。

こちらはアメリカ市場限定、「SUBARU WRX STIシリーズ.グレー」。

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そしてこちらもアメリカ限定、「BRZ tS」と「WRX STI Type RA」

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