| 日本でのWRX S4にスポーティーな装備を追加したクルマと考えて良さそうだ |
スバルはWRX S4、WRX STIのフルモデルチェンジを控えており、すでにWRX STIについては生産が終了。
WRX S4についてもそのうち生産が終了する可能性があるものの、現時点ではまだまだ普通に買える状態でもあります(フルモデルチェンジ版新型WRX系は2021年春頃に登場と言われるが、情報が少ない)。
ちなみに日本では500台のみの限定モデル、WRX S4 STI Sport#が発売されていますが、こちらが「最後の限定モデル」となるのかどうかは今のところ不明で、しかしながら2020年7月以降の年度改良モデルが現行WRX S4「最終年度」になるという見方も多く、となるとこれが最終もしくは最終に近い限定モデルとなるのかもしれません(ただ、もし最終記念モデルであれば、スバルはちゃんとそれを提示すると思うので、もう一回”ファイナルモデル”が登場するかもしれない)。
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オーストラリアではWRXのファイナルモデルが登場?
そして今回オーストラリアではWRX(日本でのWRX S4に近いと思われるグレード)の最終記念モデルだと言わている「WRX クラブスペック(Club Spec)」が登場。
明確に「最終限定モデル」と謳われているわけではないものの、現地では「ほぼ間違いないだろう」と見られているようですね。
今回発売されたWRXクラブスペックの詳細を見てみると、通常モデルに比較してスポーティーな装備が与えられており、18インチサイズのSTIホイール、ブレンボ製ハイパフォーマンスブレーキセット(レッドキャリパー)、マニュアル・トランスミッションの設定(もちろんCVTも選べる)、そしてマットブラックの「Club Spec」バッジなど。
インテリアではレカロ製スポーツバケットシート、ウルトラスウェード巻きステアリングホイール、ハーマンカードンスピーカーシステム、そしてやはり”Clun Spec”バッジ。
このWRXクラブスペックは150台に限定され、現地での価格は邦貨換算で570万円ほど。
ボディカラーはWRブルーパール、クリスタルブラックシリカ、クリスタルホワイトパールが選べる、とのこと。
どうなる次期WRX / WRX STI?
そこで気になるのが次期WRX(S4) / WRX STI。
一部ではレヴォーグとともにモデルチェンジを行うという話があったものの、現在の流れからするとまずはレヴォーグ、その次にWRX系という流れとなりそう。
一節によると、アセントに積まれる2.4リッターエンジンのピストンやクランクシャフト、バルブ、ポートの設計変更を行い、過給圧を上げることで400馬力を超えるというウワサも。
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そしてデザインについてはヴィジヴ(VIZIV)パフォーマンス・コンセプトに近くなるとも言われていますが、これは新型レヴォーグを見る限り「ありうる」話だとも思います。
おそらく新型レヴォーグは相当な驚きと喝采をもって迎えられることになると思われ、しかしWRX WRX STIについてはそれ以上のインパクトを市場に与えるかもしれませんね。
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