| 北米のレクサスは積極的に「オフロードカスタム」を発表している |
レクサスが「LX史上もっともエクストリームな」カスタムを施したJ201コンセプトを公開。
これはエクスペディション・オーバーランドとのコラボレーションによって誕生したもので、5.7リッターV8エンジンはスーパ-チャージャーによって加給され、そのうえ車両全体に渡って高い負荷に耐えるためのカスタムが施されることに。
なお、ハードな外観に加えてブラック仕上げのスピンドルグリルなどオシャレな装備も持っており、大変に魅力的な一台に仕上げっていると言えそうですね。
ここでその内容を見てみましょう。
その仕様は実用性重視
まずはフロントだと、CBI製のオフロードバンパーに30インチのLEDライトバー(リジッドインダストリーズ製)、ウインチが装着されています。
ホイールは17インチサイズのEVOコルセ・ダカールゼロ。
タイヤはもちろんオフロード用(ジェネラルグラバーX3)ですね。
ちなみにブレーキも強化されており、ローターにはドリルド加工が施されます。
ブレーキが強化されているのはもちろん550馬力という強大なパワーに対応するためで、このパワーアップに使用されるスーパーチャージャーはマグヌッソン製TVS1900。
シュノーケルも装備しています。
リアバンパーもやはりCBI製、そしてラダーにスペアタイヤ、バハデザイン製スポーツライト、さらにはセプター製5ガロンタンクが2個。
付与されるパーツはブラックにペイントされ、見るからにスパルタンな雰囲気です。
サスペンションもアップグレードされ、フロントでは4.8インチ、リアでは4.1インチのリフトアップ済み。
このレクサスLX570 J201は実際にいくつかのラリーに参加するとのことですが、その勇姿を見て「同じ仕様にカスタムして欲しい」という依頼が多数舞い込むかもしれませんね。
ルーフにはラック、そして40インチサイズのLEDライトバー。
レクサスLX570 J201のカーゴスペースはこうなっている
このレクサスLX570 J201は外観だけではなく内装がカスタムされていることも特徴で、ラゲッジスペースには「引き出し」が備わり、オフロードを走り抜くためのエクイップメントが収まります。
そしてラゲッジはゼロハリ。
北米市場においてレクサスとゼロハリバートンは協力関係にあり、いくつかの限定モデルにはゼロハリバートン製のスーツケースが(ソフト)が付属していますが、このLX570 J201については、その性格を反映してジュラルミン製ケースが用意されているようですね。
引き出しの上にはワンコ用のベッド、そして食器までもビルトイン。
さらにワンコもビルトイン。
ボディカラーや装備もブラック、ワンコもブラックですが、なぜかゼロハリバートンだけはシルバーです(目立たせたかったのかもしれない)。