| トヨタはGRスープラといい86といい特別仕様車に「オレンジ」を用いることが多いようだ |
おそらくは今回も抽選に対して応募が殺到するものと思われる
さて、トヨタが「GRスープラ GT4の累計生産台数が100台を突破した」として記念限定モデル「GRスープラ プラズマオレンジ 100 エディション(Plasma Orange 100 Edition)」を発売すると発表。
これはTOYOTA GAZOO Racingが販売する競技専用車(GRスープラGT4)にインスパイアされた公道走行可能な市販車ですが、価格は760万円に設定されており、生産台数は100台のみ。
そして販売方法は「抽選」となっており、申込みは2023年5月8日から6月4日まで、受付はオンラインではなく全国各地のGR Garage店頭においてのみ行う、とのこと(実際に発売されるのは秋以降)。
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GRスープラ プラズマオレンジ 100 エディション(Plasma Orange 100 Edition)はこんな仕様を持っている
このGRスープラ プラズマオレンジ 100 エディションはRZグレード(AT)をベースとしており、ボディカラーは専用色の「プラズマオレンジ(トヨタは特別仕様車にオレンジのボディカラーを用いることが多い)」。
特別仕様の内容としてはアルカンターラと本皮によるシートや・・・。
マットブラックペイントの鍛造ホイールに・・・。
ブラックペイントキャリパー(フロントにはGRロゴ入り)。
助手席ダッシュボードには「Plasma Orange 100 Edition」カーボンオーナメントが装着されています。
トヨタは2023年モデルのGR スープラGT4を発表
GRスープラGT4はFIAの定めるGT4クラスに参戦するためのレーシングカーですが、2022年シーズン終了時には317レースに延べ625台が参戦し表彰台獲得回数は207回、そのうち優勝はクラス優勝が79回、総合優勝は20回という華々しい成果を挙げています。
初登場は2020年3月、そしてそこから3年で100台の生産という偉業を達成することになり、そして今回発表されたのが「ブレーキ、ハンドリング、エンジン性能を向上させた」2023年シーズンのための「GR Supra GT4 EVO」。
具体的なアップデートの内容としてはブレーキパーツの改良、ABSの設定変更、KW製ショックアブソーバーとスタビライザーの仕様変更がアナウンスされており、トヨタによれば「これらによってハンドリングとコーナリングスピードが向上した」。
加えて冷却効果の向上、3.0リッター直6ツインターボエンジンの出力向上、さらにはエンジン回転数に応じたスムーズなトルク発生カーブの実現についても言及されており、これらはいずれもカスタマーチームからのフィードバックによって達成されたものであることについても言及しています。
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参照:Toyota