ホンダが北米オデッセイについて新しくプロモーションを展開。
今回は珍しくディズニーとのコラボとなり、ミニー風の外装へと変身。
制作過程を見ていると「ラッピング」ではなく実際に塗装しているようで、かなり手間の掛かったカスタムであることは間違いなさそうです(もとに戻せないので、プロモーションが終わった後はどうするんだろうかと思う)。
なお内装も抜かりなくカスタムし「ミニーマウス」仕様に。
このオデッセイはカリフォルニアで開催されるディズニーのイベント「D23エキスポ」で公開されるとのことですが、まずは何組かの家族に対して先行披露。
もちろん子どもたちは大喜びです。
なお北米版オデッセイは「ファミリー」「子供」を強く意識しており、車内にて運転席の大人が後部座席に子供をモニターできるシステム「キャビントーク」、サイドにスライドするシートなど、「親の立場から」「子供の立場から」両方を考えた仕様となっているのが特徴。
加えて防音ガラスの採用など快適性の向上、バーチャルコクピット風のデジタルメーターを採用するなど先進性も強く意識しています。
プロモーションにおいても同様で、そういった部分を強調したものとなっていますね。
関連投稿:なぜ?ホンダ・オデッセイがハリウッド映画っぽいプロモ動画を公開。「争う怪獣」
ホンダが新型オデッセイ(北米向けとなり日本仕様のオデッセイとは別)のプロモーション用に動画を作成し公開。
ハリウッド映画ばりに怪獣が出現し、街中を破壊。
特殊部隊まで出動するというモノモノしい展開となっています。
なお新型オデッセイは二列目シートが左右にスライドする「マジックスライドシート」や、運転席に座りながら後席の様子をモニターして会話もできる「キャビントーク」の装備が特徴となっています。
これらはもちろん「ファミリー向け」の機能となりますが、今回の動画は「怪獣」を「子供」のメタファーとして登場させたもので、小さな子供をミニバンに乗せることの多い親であれば「よく理解できる」内容かもしれません。
↓車を奪い合う二匹の怪獣。
↓おもちゃを奪い合う二人の子供。
なおアメリカや日本ではこういった動画について「よく理解できる」と思われるものの、「一人っ子政策」がこれまで浸透していた(現在は緩和)中国においては「二人の子供が争う」ということは直感的に理解しがたいのかもしれませんね(子供は一人が当然で、それは自分も周囲も同じなので、一大の車の中で子供が争うことがない)。
それを考えると、中国では「セダン」人気が比較的高く、ワゴンやミニバンの人気がサッパリというのも理解でき、こういった「中国における特殊な車の嗜好」は一人っ子政策によるものかもしれない、と考えたりします。
https://www.youtube.com/watch?v=wXFnrJqL5Nw