
| 今の時代、「少量生産車メーカー」には大きな意義がある |
これぞ本物の怪物。新型Apollo EVO「5つの衝撃ポイント」
- 「電動化」を完全拒否: ハイブリッドもターボもなし。6.3L 自然吸気V12エンジンが8,500回転まで吠える
- 驚異のパワーウェイトレシオ: 800馬力に対し、車重はわずか1,300kg台(Subaru BRZと同等)
- 世界限定10台の至宝: 300万ユーロ(約5.5億円)超、選ばれし者のみが手にできる「走る芸術品」
- 空力を支配する「X」の翼: 可動式リアウイングにより、時速320kmで約1.3トンのダウンフォースを発生
- 1月16日スペック確定: 2026年上半期からデリバリー開始。既に生産はスタート
アポロが示す「ハイパーカーの正解」。パワー競争よりも“感性”の爆発
「1000馬力はいらない、必要なのは魂を揺さぶる体験だ」
ドイツ(運営元は香港)のアポロ・アウトモビリ(Apollo Automobil)が放つ「Apollo EVO」は近年のハイブリッド・メガパワー競争に背を向けた”極めて硬派な一台”。
前作「インテンサ・エモツィオーネ=Intensa Emozione (IE)」の成功を引き継ぎつつ、さらに過激な「反逆のエンジニアリング」を体現していますが、SF映画に出てくるファイターを彷彿とさせるアグレッシブな外観の中にはフェラーリ由来と言われるV12エンジンが鎮座し、電子制御の介入を最小限に抑えた「生」のドライビングプレジャーを追求しています。
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アポロ EVOが刻む「走りの新機軸」
1. 究極の軽量化と剛性の両立
車体構造には最新のカーボンファイバー製モノコックを採用。
前作IEよりも15%剛性を高めつつ10%の軽量化に成功し、この「軽さ」こそが2.7秒という驚異的な0-100km/h加速を支えています。
2. 空力を「可視化」したデザイン
巨大なリアウイング、鋭いフィン、そしてX字型のデイタイムランニングライト。
すべてのパーツは単なる装飾ではなく、空力を最適化するための機能美であり、リアの6本出しLEDライトはこのクルマの圧倒的な存在感を象徴しています。
3. ドライバー中心の「スケルトン」コクピット
インテリアは構造材をあえて露出させた「スケルトナイズド」デザイン。
快適性よりも機能性を優先し、ステアリング周りに集中させた操作系は、さながらレーシングカーのようですね。
アポロ EVO主要スペック一覧
| 項目 | 詳細スペック |
| エンジン | 6.3L 自然吸気(NA) V12 |
| 最高出力 | 800 hp (789 hp) |
| 最大トルク | 765 Nm (564 lb-ft) |
| トランスミッション | 6速 シーケンシャル |
| 車重 (Curb Weight) | 1,300 kg (2,886 lbs) |
| 0-100km/h加速 | 2.7 秒 |
| 最高速度 | 335 km/h (208 mph) |
| 生産台数 | 世界限定 10台 |
| 価格 | 3,000,000ユーロ〜 (約5億5,000万円〜) |
競合比較:V12ハイパーカーの頂上決戦
アポロ EVOがライバルとするのは現代のV12伝説たち。
ネームバリューでは大きく劣るアポロではあるものの、その過激なデザインやコンセプト、最新テクノロジーを使用した設計、そしてなにより圧倒的な希少性においてアドバンテージを持つとも考えられます。
- vs アストンマーティン・ヴァルキリー: ヴァルキリーがF1マシンのような極限の空力を追求するのに対し、EVOはより「ドラマチックな造形」と「剥き出しのメカニズム」を重視
- vs ゴードン・マレー T.50: T.50が「究極の公道スポーツ」を目指すのに対し、EVOは「サーキットでの圧倒的プレゼンス」に特化
- 市場での立ち位置: 「速さ」だけならEVのハイパーカーに軍配が上がるかもしれず、しかしV12の咆哮と、ドライバーが機械を操るという「実感」において、Apollo EVOに敵う存在は稀だと思われる
「3Dプリント」が変えるカスタマイズの未来
新しいEVOには、3Dプリント技術を用いたチタン製エキゾーストシステムや内装パーツが採用され、これによって軽量化だけでなく「FORGE」プログラムを通じたオーナーごとの完全オーダーメイドが容易になった、とのこと。
10台すべてが異なる「唯一無二の表現」になるのも”最新技術の恩恵”と言えそうです。
結論:Apollo EVOは、ガソリン時代の「最後にして最高」の賛歌
電動化、自動運転、コネクテッド……。
そんな時代の流れに真っ向から抗い、アポロ EVOは「エンジンを回し、風を切り、自らの手で操る」という原初的な喜びを提示するハイパーカー。
1台約5.5億円という価格は天文学的ではありますが、内燃機関の歴史が終わりを迎えつつある今、この「咆哮」にはそれだけの価値があると言わざるを得ず、2026年にデリバリーが始まるこの10台は、間違いなく将来「伝説の遺産(ヘリテージ)」として歴史に刻まれるものと思われます。
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