
| フェラーリのオプションは「天井知らず」 |
スペシャルカラー、そしてカーボンファイバーを選択すればその金額が一気に上昇
さて、引き続きフェラーリ296GTBの内装オプションについて紹介してみたいと思いますが、ぼくの296GTBのインテリアカラーは「クレマにブルースターリング」。
フェラーリのオプションは非常に種類が多く、また表現が独特なので「難解」であり、かつオンラインカーコンフィギュレーターで見ることができる範囲は「オプションのごく一部」にとどまります。
そしてぼくの296GTBにはオンラインカーコンフィギュレーターにとどまらない範囲のオプションが装着されており、それら含め、装着した内装オプションついて数回に分けて紹介してゆきたいと思います。
ボクのフェラーリ296GTBのインテリアにはこういったオプションが装着されている
まずはシートについて見てみると、これは「デイトナスタイル(369,600円)」。※金額は注文時のものなので、今はもうちょっと高い
シートカラーそのものは「0円オプション」のクレマなのですが、このデイトナストライプ(横線)の色を変えると「77,000円」。
ちなみにデイトナストライプのカラーを変更しないとこんな感じなので、「カラーを変更しないとエンボス加工にてデイトナストライプが再現され、カラーを変更すると別体のレザーあるいはアルカンターラでストライプが再現される」ということになりそうです。
標準シートだとこんな感じ。
ぼくはこのデイトナストライプにつき、内装のサブカラーであるブルー・スターリング(レザー)を選択していますが、(同じ金額で)アルカンターラに変更することも可能です。
そしてこのコントラストステッチは「100,000円」で、さらにスペシャルカラーを指定しているので「69,300円」が追加されます。
ステッチ色は「ブルー・スターリング」ですが、コントラストステッチを選んだのは「ステッチのカラーを濃くしたかったから」で、たとえばこれを選ばずにシートカラー同色のステッチ(クレマ)だと汚れが移った時に回復させることが困難だから(ステッチの汚れを落とすのは容易ではない)。
よって汚れが目立たない濃色を選んだというわけですね。
ちなみにこのコントラストステッチはシートのみではなくダッシュボードや・・・。
ドアインナーパネルにも用いられるものの、なぜか一部ではコントラストではない(トーン・オン・トーン)ところも。
参考までに、フェラーリではステッチの間隔についても選択でき、ぼくは「短い」間隔を指定しています(たぶんこれはお金がかからない)。
フェラーリは「標準シート」でも機能が充実
もう一つ参考までに、シートそのものは「フル電動シート」が標準にて備わり、これには前後やバックレストの角度調整、そして座面の長さ、ランバーサポート(上下二箇所)座面のサイドとバックレストのサイド(ボルスター)を調整する機能が内蔵されています(ボルスターはエアポンプによる調整が採用され、細身の人でもフィットするようにボルスターを内側に向けてふくらませることができる)。
参考までにシートヒーターは標準で、ベンチレーション機能を内蔵すると+123,000円、シートをカーボンファイバー製レーシングシート(下の画像)にすると277,200円、デイトナスタイルのカーボンシートだと431,200円。
コスト次第ではこんな感じでイタリアントリコローレを入れることが可能。
そしてヘッドレストの跳ね馬刺繍もオプション(様々なカラーを指定できる)で115,500円(跳ね馬の下にイタリアンフラッグの刺繍を追加すると+200,000円)。
ぼくは「跳ね馬(ネイビー)のみ」の仕様です。
シートベルトのカラーも変更でき、カラーを変更すると84,700円(インテリアのサブカラーにあわせたネイビーを選択。ただしバックルのカラーは変わらない)。
カラー選択肢は多岐にわたります。
よってシート周りでは合計で約90万円ほどのオプションが装着されています。
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