>フェラーリ296GTB

ボクはフェラーリ296GTBにこんなオプションを装着している(外装編)。ヒストリックカラーに近代的なホワイトとブラック、カーボンファイバー「なし」

フェラーリ296GTB

| それほど多くのオプションを選んだわけではないが、なぜか金額がかさむのがフェラーリである |

さらに近年のフェラーリでは「オプション増加中」

さて、引き続きぼくのフェラーリ296GTBに装着されているオプションシリーズ、今回は「外装編」。

ちなみにフェラーリは販売する国や地域によって仕様を細かく変更しており、一般に日本だと(ミドシップモデルでは)「スクーデリア・フェラーリ・シールドエンブレム」「カーボン製エンジンベイ」が無償にて装着されることが多いもよう。

つまりこれらはありがたいことに「0円オプション」ということになりますね。

1K9A0539

参考までに、このエンブレムを「ペイント」へと変更すると、160万円くらいのコストがかかるようです(相当に複雑な工程を経てペイントされるので、その価格もやむを得ない)。

フェラーリ
フェラーリの「フロントフェンダーの手書きエンブレム」はこうやって塗装されていた。「これはマラネッロからお客様への感謝の表現手法のひとつです」

| そうやって聞くと、次から選んでみようかという気になってくる | 現実的には、このオプションを選ぶ人は非常に少ない さて、フェラーリがオプションとして提供している「フロントフェンダー上の手書きエンブ ...

続きを見る

フェラーリの歴史への敬意を払うという意味ではこの「ペイント」エンブレムを選びたいとは考えるものの、さすがにその価格を見るに「簡単には踏み切れないな・・・」と考えてしまいます。

ボクは自分のフェラーリ296GTBにこんなオプションを装着している

そこで今回ぼくが有償にて装着したオプションを紹介してゆくと、まずは「ボディカラーとリバリー」。

これはすでに紹介したとおりですが、ボディ外板色はヒストリカルカラーの「アッズーロ・ディーノ」、リバリー(ストライプ)は2000年代に入ってからの新色である「ビアンコ・セルビーノ」。

1K9A0536

ホイールは鍛造20インチにブラックペイント、ブレーキキャリパーはイエロー(これは無償)ですが、これはボディカラーであるブルーとのマッチング、そしてフェラーリのエンブレムとのバランスを考えたもの。

1K9A0538

それに組み合わせるのは「マットブラックテールパイプ(154,000円、例によって価格は注文時のものなので、現在だともうちょっと高い)で、形状そのまま、しかしカラーがブラックへと変更されるというものですね。

1K9A0488

次いでブラックの跳ね馬エンブレム。

通常だと「クローム」仕上げのプランシングホースをブラックへとペイントするもので、テールパイプ同様に「セミグロスブラック」へと変更され・・・。

1K9A0486

このオプションを選ぶとリアデッキの「Ferrari」バッジが自動的にマット仕上げとなり、つまり跳ね馬、バッジともに「光沢が抑えられる」という仕様へ。

1K9A0485

このあたり、ぼくの「ブラックのパーツを好む」「クロームを敬遠したいと考えている」という傾向が良くあらわれている選択です。

ボクがフェラーリ296GTBに選んだオプション「ブラックのホイール」「ブラックの跳ね馬」「ブラックのテールパイプ」。ボクはブラックのディティールが大好きである
ボクがフェラーリ296GTBに選んだオプション「ブラックのホイール」「ブラックの跳ね馬」「ブラックのテールパイプ」。ボクはブラックのディティールが大好きである

| できるだけエクステリアにおける「カラー数」を減らしたいと考えている | ボクは昔からホイールやテールパイプを「ブラックに」塗ってきた さて、ぼくがフェラーリ296GTBに装着したオプション「ホイー ...

続きを見る

ちなみにこの「Ferrari」バッジの下に追加できるイタリアンフラッグの価格は12万円(サイズによって金額の差異はあると思う)。

L1009188

フェラーリはカーボンファイバー製パーツをたんまりと用意している

なお、ぼくは外装にカーボンファイバー製パーツを装着していませんが、当然ながらフェラーリはカーボン製パーツを大量に取り揃えており、その一部を記載すると以下の通り。

  • カーボンファイバー フロントスポイラー 693,000円
  • カーボンファイバー アウターシルカバー785,400円
  • カーボンファイバー リアディフューザー 1,078,000円

さらにはこれらカーボンファイバーにつき、追加オプションにて「マット」へと変更できるほか、テーラーメイドでは「カラーカーボン」への変更が可能となっており、カーボンファイバーに関するフェラーリのこだわりを垣間見ることも可能です。

L1009243

こうやって見ると、ぼくのフェラーリ296GTBは「外装に追加したオプションは意外とシンプル」で、そのコストの多くはボディカラーとリバリーに集中しているということがわかりますが、カーボンパーツを装着しなかった最大の理由は「部分的に装着するとかえってバランスが悪くなり、であれば全体的に装着することが好ましく、しかしそうするとトンデモナイ金額になってしまうから」。

1K9A0467

さらにぼくのフェラーリ296GTBは「ヘリテージ」仕様でもあるため、先端素材であるカーボンファイバーを装着しなくてもイメージ的には問題ないだろうと考えたことも関係しています。

ボクがフェラーリ296GTBに投入したオプション「ボディカラー」。このカラーとストライプだけで500万円以上、「アッズーロ・ディーノ」「ビアンコ・セルビーノ」とは
ボクがフェラーリ296GTBに投入したオプション「ボディカラー」。このカラーとストライプだけで500万円以上、「アッズーロ・ディーノ」「ビアンコ・セルビーノ」とは

| ボディカラーのみによくここまでのコストを「突っ込んだ」ものである | それでも全く後悔はなく、当時の自分の判断を今でも支持したいと考える さて、ぼくが自分のフェラーリ296GTBに選んだオプション ...

続きを見る

あわせて読みたい、フェラーリ296GTB関連投稿

ボクがフェラーリ296GTBの内装に選択したカラーは「ベージュ×ネイビー」。ヒストリックカラー(外板色)にあわせクラシカルかつエレガント、華やかな雰囲気を演出

| いったんは「レーシーでスパルタンなカラーコンビネーション」も考えたが | ビビッドなカラーリングは今後購入するフェラーリに任せ、今回は「ヘリテージ」っぽいカラーリングに さて、ぼくがフェラーリ29 ...

続きを見る

フェラーリ296GTBには「フェラーリの哲学」がテクノロジーとともに表現されている。「なぜこうなっているのか」を考えることで設計者の思想を汲み取れるのが面白い
フェラーリ296GTBには「フェラーリの哲学」がテクノロジーとともに表現されている。「なぜこうなっているのか」を考えることで設計者の思想を汲み取れるのが面白い

| フェラーリにとっての「テクノロジー」とは哲学を実現するための「手段」である | フェラーリほど明確な思想を持つ自動車メーカーも珍しい さて、先日は「フェラーリ296GTBの気になるところ」を紹介し ...

続きを見る

【インテリア編】ボクのフェラーリ296GTBにはこんなオプションが装着されている。シート周りのみで81万,100円、これでもまた安価な部類である
【インテリア編】ボクのフェラーリ296GTBにはこんなオプションが装着されている。シート周りのみで約81万円、これでもまた安価な部類である

| フェラーリのオプションは「天井知らず」 | スペシャルカラー、そしてカーボンファイバーを選択すればその金額が一気に上昇 さて、引き続きフェラーリ296GTBの内装オプションについて紹介してみたいと ...

続きを見る

この記事が気に入ったら
いいね ! しよう

->フェラーリ296GTB
-, , , ,