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ミニJCWに低ダストブレーキパッドを入れてみた!いつものシュトルツ製にてダスト激減、ちょっともったいないけど新車時に装着するのがベターだと思う

2022/07/05

ミニJCW

| 新車時にブレーキパッドを交換するのはもったいないような気もするが、長期的には出費を防げる |

ボクは基本的にずっと低ダストブレーキパッドを使用してきたが、ポルシェ・マカンSだけは交換しなかった

さて、今回紹介するのはミニJCW(F56 / LCI2)のカスタム「低ダストブレーキパッド」。

選択したのは「シュトルツ(STOLZ)」で、これまでにもR56世代のミニクーパーS、アウディTT(8S)に装着してきた実績からの選択です。

ミニのほかBMW、アウディ、フォルクスワーゲン等欧州車全般の低ダストブレーキパッドをラインアップしていて、コストパフォーマンスに優れることが魅力のパーツで、装着をお願いしたのは先日紹介したOZ製ホイール、ジオミック製ブレースバーともどもエッジさんにて(ありがとうございます)。

欧州車のブレーキパッドはブレーキローターへの攻撃性も高い

なお、欧州車はとにかくブレーキダストが大量に出ることが知られていますが、ミニとてその例外ではなく、ちょっと走っただけでホイールに大量のダストが付着し、ボディがまだ汚れていない状態であっても(ホイールが汚れすぎるので)そろそろ洗車しないとな・・・と思わせることもしばしば。

ちなみに200kmくらい走るとこんな状態です。

そしてこのブレーキダストですが、雨が降ったりすると茶色く変色することでもわかるとおり、パッドが削れるのと同時にブレーキローターも削っているわけですね。

ここは国産車と欧州車とで大きく異る部分であり、国産車のブレーキローターは「ほぼ交換不要」の長寿部品であるのに対し、欧州車のブレーキローターは柔らかい素材でできていて、パッドともども「削れる」ように考えられており、ブレーキパッド交換1〜2回につき一回はローターの交換が必要に。

ただし「低ダストブレーキパッド」に交換することでパッドの損耗を抑えられることはもちろん、ローターへの攻撃性が低下することからローターの寿命を伸ばすことができ、よってぼくは殆どのクルマにおいて納車早々低ダストブレーキパッドへと交換しています。

そうなるともちろん「純正ブレーキパッドがほぼ新品の状態なのに別のパッドへ交換する」ことになるので、ちょっともったいないなあ・・・と思ったりするかもしれませんが、めずらしく低ダストブレーキパッドに交換せずに車検まで走ったポルシェ・マカンSだと、車検時に前後ブレーキパッドとブレーキローターを交換する必要が生じてしまい、「やっぱり、いつもどおりさっさと低ダストブレーキパッドに交換すべきだったな・・・」と強く後悔しています。※早い段階で低ダストブレーキパッドに交換していれば、ブレーキパッドとローターの交換は防ぐことができたと思う

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シュトルツ製低ダストブレーキパッドは信頼性が高い

よって今回のミニJCWも納車間もない段階にて低ダストブレーキパッドへと交換することとなったわけですが、これによってダストを減らすことでメンテナンス性を向上させると同時に、来る将来の出費を防ごうと考えたわけですね。

なお、「低ダストブレーキパッドに交換して問題はないのか?」という相談を受けることがよくあるのですが、ぼく的には「問題ない」と考えています。

なぜかというと、純正パッドは「速度無制限のアウトバーンにて、最高速で走っているときにブレーキをかけてもちゃんと止まる」ことを想定して設計されており、これは正直日本だとオーバースペック。

よってそのクルマの最高速にトライするという人、サーキットを走る人、そしてスーパーカーやスーパースポーツ以外は低ダストブレーキパッドに交換しても全く問題はないという認識です。

ちなみにこちらがシュトルツ製ブレーキパッドに交換して約300キロ走った状態ですが、ほぼホイールにダストの付着は「ナシ」。

この状態だと洗車のインターバルも伸ばすことができそうで、非常に「ありがたい」製品でもありますね。

ちなみにですが、純正ローターが削れた鉄粉はタイヤそしてボディにも付着することになり、そしてタイヤに付着した鉄粉はなかなか落ちず、水分によって茶色く変色するのでタイヤをすぐに古臭く見せることになります。

これを落とすには鉄粉クリーナーや(タイヤにとってはあまりよろしくない)ブラシ(ぼくは硬めの歯ブラシを使用する)を用いることになりますが、これはこれでけっこう手間がかかるので、その意味でもやはり低ダストブレーキパッドに交換したほうがいいかもしれません(タイヤの溝に鉄粉が入るとけっこう面倒)。

ミニJCWに低ダストブレーキパッドを取り付けて走ってみた後の動画はこちら

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