| 今注文しても納車は2020年以降 |
先日発表された光岡ロックスター(Rockstar)の初回限定モデル50台が完売した、との報道。
ロックスターはマツダ・ロードスターをベースに「アメリカ西海岸」をイメージした内外装に仕立て上げたクルマで、これまでの光岡自動車にはない骨太なイメージが特徴。
「くるまのニュース」によると、「50台のうち26台がマニュアル・トランスミッション」「購入者の大半が50-60代」「50-60第二はロサンゼルスブルーが一番人気」「40代にはニューヨークブラックが人気」「女性オーナーも1名いる」とのこと。
なお、ボディカラーはロサンゼルスブルー、ニューヨークブラック、シカゴレッド、シスコオレンジ、ワシントンホワイト、アリゾナイエローといった感じで、すべてアメリカの地名が付与されています。
ロックスターのコンセプトについて、光岡自動車によると下記の通り。
熱くほとばしるような熱情を持っていてそれが何かのキッカケで爆発することが誰にでもある。どんな人もスターになってみたい気持ちはあるし、その輝きに憧れるもの。「クルマ離れ」は誰のせい? クルマをつまらないものにしてしまったのは作り手にも責任があるのではないだろうか。クルマには人をワクワクさせ惹きつける魔力があるはず。ある人は、日常から逃れ好きな場所へ行き、思い思いの時間を手に入れる。ある人は、底知れぬスピードとパワーを身にまとって、まるでヒーローに変身できる。ある人は、本当の自分を全て知っている相棒に癒され心を解放される。そこにある「自由」こそクルマの魅力ではないだろうか。
ミツオカ・ロックスターはこんなクルマ
同じく「くるまのニュース」ではロックスター誕生の背景についても紹介しており、これによると、ミツオカ事業部営業企画本部 担当執行役員を務める渡辺稔氏の「いま、自分がどんなクルマに乗りたいか」からスタートした、とのこと。
過去に同氏がアメリカに住んでいた経験がベースとなっているそうですが、これをデザイナーの青木孝憲氏とともに再現したのが「ロックスター」。
なお、ネーミングの「ロックスター」は青木氏の考案によるもので、「ロックな気持ちというのは誰でも持っていて、自由や開放を求めているのではないか」というところから。
ミツオカ・ロックスターの価格は435万円からに設定され、限定生産台数は200台のみ。
生産は2019年から行われるものの、2019年は先行予約ぶんの50台のみが生産され、残る2年で75台づつを生産する、としています。
なお11月末のロックスター発表の場には多くの報道陣が詰めかけたようで、WebCGでもその様子を公開しており、ここでその一部を紹介したいと思います。
まず外観。
これを見て「ベースはマツダ・ロードスター」だとまず気づく人はいないであろうスタイルですね。
「RockStar」のエンブレムはトランクフード上、しかもエンボス加工された上に。
かなり「こだわった」作りであることがわかります。
リアのエンブレムもかなり「凝った」もの。
テールランプ周囲にもクロームのリング付き。
フロントウインカーはバンパーのトップに埋め込み。
ヘッドライトはLEDの光源のプロジェクター式で、この小ささが独特の表情を形成しているようですね。
サイドにはエアアウトレット。
ウインカー周辺も盛り上がっていたりして、細かいところにまで気が配られます。