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プジョーがイケてる5ドアセダン「508スポーツエンジニアード・コンセプト」発表。ワイドボディに過激エアロ装備、市販化も検討中

2019/02/23

プジョーが新型コンセプトカー、508スポーツ・エンジニアード・コンセプト(508 Sport Engineered Concept)を公開。
実車はジュネーブ・モーターショーにてお披露目されるとのことですが、まずは大量の公式画像をリリースしています。

この508スポーツ・エンジニアード・コンセプトは「508ハイブリッド」をベースにしたもので、より「エレクトリック」「パフォーマンス」にフォーカスしていることが特徴。

モーターだけで出力は210馬力

プジョー508スポーツ・エンジニアード・コンセプトに採用されるエンジンそのものは「ピュアテック200」で、そこに「ひとつめの」110馬力モーターをプラスしてフロントホイールを駆動。

さらに「2つめの」モーターは後輪を駆動するとされ、よってこれは(詳細の発表はないものの)トランスミッションに組み込まれていると考えるのが妥当かもしれません。

これらによって0-100キロ加速は4.3秒、最高速度は250km/hに達するとされ、古エレクトリックモードでは50キロの走行が可能というエコフレンドリーさをも備えるとしています。

そして強力なパワーを受け止めるためにサスペンションは強化されて車高がダウンし、(ベース車の508ハイブリッド比で)リアのトレッドは24ミリ、フロントトレッドは12ミリ拡大されることに。

ブレーキローターはハウジング部がけっこう大きく、キャリパーともそも「あまり見たことがない」形状です。

フロントバンパーのデザインは一新されてアンダーグリル内にはエアガイドが設けられ、サイドにはウイングレットも。

リアだとディフューザー形状が変更になり、やはりウイングレットがバンパー下部左右に装着されています。

ボディカラーは「セレニウムグレー」で、そこへ使用されるアクセントはグロスブラック、そして金属調の輝きを持つグリーン。

そしてブラックとグリーンは車体各部に配されることになり、テールランプ同様に複数の直線をモチーフにしたグラフィックが入ります。

そしてこんな感じでライオンエンブレムもブラックに。

「508」レターもブラック、その横にはグリーンのスラッシュ。
マフラーエンドもブラックにペイントされているようですね。

そして面白いのはリアクォーターウインドウ後端、Cピラー直前にある小さなウイング。
このパーツは汎用性が高く、アフター品として発売されればけっこう人気がでるかもしれません。

プジョー508スポーツ・エンジニアード・コンセプトのインテリアはこうなっている

プジョーはこのコンセプトモデル製作にあたってインテリアにも大きく手を加え、シートはレザーとアルカンタラを使用した「コンフォート」仕様へ。
ステッチはブラックにグレー、そしてグリーンが用いられ、ボディカラーとシンクロしています。

インテリアの全体的な雰囲気も外装と共通しており、ダークで落ち着いた印象。
ただしカーボンファイバーの仕様などスポーティーさも強調されていますね。

ステアリングホイールにもブラックのアクセント、そしてグリーンのライン入り。

プジョー508はこういったクルマ

なお、プジョー508はプジョーいわく「5ドア・ファストバック・クーペ・サルーン」。
つまり5ドアクーペということになりますが、ライバルたるアウディA5やフォルクスワーゲン・アルテオンを研究し尽くして発売されたクルマでもあります。

今回プジョーはこの「580スポーツ・エンジニアード・コンセプト」の発売も視野に入れているとのことで、BMW「M」やアウディ「RS」に対抗する意向なのかもしれませんね。
デザイン的には「グリーン」「スラッシュ(///)」「ウイングレット」など十分に標準モデルそしてライバルとも差別化できる要素を持っており、今後の成り行きを見てみたいと思います。

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