| エンジンやエキパイが冷えていない状態でオイル交換を試みると火災の危険性があるらしい |
さて、ポルシェ718ケイマンのエンジンオイルとオイルフィルターを交換。
現在走行27,000キロ、前回のオイル交換から10,000キロ程度走っているので、ちょうどいいタイミングだとも言えますね。
オイル交換の費用ですが、合計約4万円、その詳細は下記の通り。
今回は「ポルシェ・スケジュールド・メンテナンス」の無料オイル交換を使用せずに実費となっています(8月の12ヶ月点検時には使用することになる)。
・エンジンオイル交換 6,600円 ・エンジンオイル 0W-40(5.7L) 22,857円 ・ドレンシール 264円 ・ドレンプラグ 1,320円 ・エンジンオイルフィルター交換 3,960円 ・エンジンオイルフィルター 4,730円 ・エンジンオイルフィルターOリング 913円 |
ポルシェ718ケイマンの12ヶ月点検終了!その内容はこんな感じ(メンテナンスパッケージに加入していたので、オイル交換含め費用はゼロ)
718ケイマンのオイル交換には時間がかかる
なお、今回オイル交換作業に要したのは3時間ほど。
実際のオイル交換そのものにかかる時間はさほど長くはないものの、718シリーズ(982)のオイルフィスターはちょっと奥まったところに位置していて、エンジンやエキゾーストパイプが熱いうちにこれの交換を行うと火災などのリスクがあり、それらが冷えるまで一定の時間を置く必要があるわけですね。
そのほか、新しく入れたエンジンオイルの量を適切に計測するにはこれまた適切な温度が必要であり、最新のポルシェはこういった「作法」が必要となっていて、こういったところに手間と時間がかかるようになっています。
タイヤプレッシャーモニターはエアの補充で解決
そして先日発生した「タイヤプレッシャーモニターの異常警告」ですが、これはタイヤ内部の空気圧が「設定した警告値が出るか出ないかギリギリ」のところまで落ちており、気温の低下にて空気圧が下がると警告が出て、ちょっと走ると空気圧が高まって正常値に戻るために警告が消えるという状況が繰り返されていた模様。
たとえば既定値(設定値)が2.0だとすると、1.7まで下がった際に警告が出されることになる(設定値よりも0.3下がるとアラートが出るロジック)、ということですね。
よってセンサーの異常ではなく、今のところエアを補充することによって問題が解決しています。
718ケイマンのブレーキダストは大きな課題
そしてかねてより懸念となっているのがブレーキダストの多さ。
ちょっと走っただけでホイールが茶色になってしまうのはちょっと困りものですが、現在「718専用」をうたう低ダストブレーキパッドが発売されておらず、低ダストブレーキパッドに交換仕様となると981用を流用するか(明確に流用可能が表記されているわけではないので不安が残る)、もしくは純正ブレーキパッドを(ブレーキパッドメーカーに)張り替えてもらいワンオフで718用低ダストブレーキパッドを作ってもらうかということになりそう。
いずれにせよ「もし購入してみて適合しなかったら」「製作するには車両から一旦ブレーキパッドを外すか、新品のブレーキパッドを取り寄せる必要があり時間とコストがかかる」ということもあり、なかなか手を出せずにいます。
そしてブレーキパッドを交換する際に行おうと考えているのがブレーキキャリパーのペイント。
ぼくの718ケイマンは「ベースグレード」なのでブレーキキャリパーがペイント仕上げではなくアノダイズド(アルマイト)仕上げなのですが、このフィニッシュは熱によって色あせてくることになり、部分的に色が薄くなってきていて、そろそろ見栄えも悪くなってきたなと考えているところ。
よってこれをペイントによってリフレッシュしようと考えているワケで、今のところ「オレンジ」がそのカラーとしては最有力です。