さて、ランボルギーニ・ウラカンEVO RWDのレビュー、「オプション」編。
どういったオプションを装着し、なぜそれを選んだのか、そして実際にどうだったのかについて述べてみたいと思います。
そこで最初に伝えるべきはそのボディカラー、ブルー・ル・マン(Blu Le Mans)。
その価格1,596,540円という、装着した中ではもっとも高額なオプションです。
ランボルギーニ・ウラカンEVO RWDのボディカラーはこういった選択肢がある
ランボルギーニ・ウラカンEVO RWDに用意されるボディカラーは「基本」が47色。
区分けとしては「ソリッド」「メタリック」「スペシャルメタリック」「パール」「マット」というもので、後ろにゆくほど高価になります。
ただし注意を要するのは、「V」みたいなマークが付いているボディカラーで、これはランボルギーニのパーソナリゼーションプログラム「アドペルソナム」扱いとなり、いわゆるカスタムペイントとなるので、たとえソリッドであっても非常に高価。
そしてぼくのウラカンEVO RWDのボディカラー、ブルー・ル・マンはこのアドペルソナム扱いとなるので「約160万円」という追加費用を支払う必要があるわけですね。
このほか、アドペルソナムでは「ストライプ」「エッジのハイライト」「グラデーション」ほか、ここに無いカラーの調合も可能となっていて、「基本」47色の他にも無限の選択肢がある、ということに。
なぜブルー・ル・マン?
そこでなぜぼくが高額なブルー・ル・マンを選んだのかということ。
おなじ「ブルー」というくくりだともっと安価な選択肢もあり、同じ価格を出せばパール、そしてグリッター塗装も選択できたワケですが、ソリッドのブルーになぜここまでの価格を出したのか。
それはひとえに、かつての「ディアブロSV」に採用されていたブルー・ル・マンの印象があまりに鮮烈であり、これを再現してみたいと考えたのですね。
参考までに、ランボルギーニのボディカラーは(ビアンコ・イカルスなど)神話にちなんだネーミングを持つことが多いのですが、このブルー・ル・マンは数少ない例外の一つで、そして当時のディアブロSVにはこのほか「ビアンコ・フジ」といった、サーキット由来のボディカラーが与えられています。
ブルー・ル・マンはどんな色?
そこでこのブルー・ル・マンについてですが、なんとも説明が難しい色。
一番近いのはフランス国旗の青なんじゃないかと思いますが、そのほかに近いのはJAFの車両に使用されるブルーや、道路の標識に用いられるブルー(”グフ”の色にも近い)。
一般にブルーというと「寒色」そして暗めなカラーも多く、しかしこのブルー・ル・マンはかなり発色がよく(おそらくはちょっと赤みが入っている)、それはJAFの車両、国旗、標識という「識別性が要求される」オブジェクトに使用される色に近いということからもわかります。
加えて、自動車の色としてはかなりエキゾチックで(ほかにこの色に似たボディカラーを持つクルマをほかに知らない)、そのためか相当に目立っているというのもすでにアップしたとおりです。
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もともとボクはブルーが好きなわけではない
なお、ぼくはもともとブルーがさほど好きなわけではなく、よってこれまでにブルーのクルマを選んだことも皆無。
しかし今回ブルー・ル・マンを選んだことで、ほかにもブルーのクルマを購入したり、ブルーの衣類やバッグ、小物などを購入する機会が増えており、このウラカンEVO RWDにかなりの影響を受けているのも間違いのないところ。
つまりはそれだけこのブルー・ル・マンを気に入っており、「高価でも選んでよかった」と考えているオプションです。
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