>アストンマーティン(Astonmartin)

アストンマーティンが「ラゴンダ」計画の正式終了を発表!今後アストンはAMGとの協業のもと、「高級かつスポーツ」路線を歩むようだ

投稿日:2021/03/15 更新日:

アストンマーティン・ラゴンダ

| ラゴンダは将来に向け非常に期待されたブランドだったが |

さて、アストンマーティンの経営体制変更に伴い「ラゴンダプロジェクトが廃止」と正式にアナウンスされることに。

アストンマーティンは前CEO、アンディ・パーマー氏のもとでラゴンダを「超高級EVブランド」として蘇らせる意向を持っていたものの、ローレンス・ストロール氏の出資を受け入れた後にはメルセデスAMGの(アストンマーティンへの)支配力が強まり、CEOについてもAMGからやってきたトビアス・メアース氏へと置き換えられています。

アストンマーティンは「スポーツカー」に集中?

なお、アストンマーティンはちょっと前には「2025年からはEVに集中する」とコメント済み。

その内容からすると「超高級EVブランド」としてのラゴンダは今後のアストンマーティンにもマッチしそうなものですが、ここ最近のアストンマーティンはF1へと参戦したり、セーフティカーにヴァンテージ、メディカルカーにDBXを提供したりとモータースポーツとの距離を縮めている模様。

F1セーフティカー仕様のアストンマーティンヴァンテージ、メディカルカー仕様のDBXが公開
24年ぶりにF1ペースカーへメルセデス以外のブランドが採用!アストンマーティンがカスタム仕様のヴァンテージ、メディカルカー仕様のDBXを公開

| F1ペースカー仕様のヴァンテージは「ダウンフォース+60kg、出力+25kg」 | アストンマーティンがF1向けのセーフティカーとしてヴァンテージを導入すると発表し、同時にその車両も公開。アストン ...

続きを見る

ここから察するに、アストンマーティンは同じエレクトリックモデルであっても「スポーツ」色の強いモデルに特化するのだと思われ、DBXについても今後はオフローダーというより(オンロードでの)スポーツ路線を強めたクルマという側面が強調されてゆくのかもしれません。

アストンマーティン
アストンマーティンが投資家向けに今後の計画を公開。「ヴァルキリーとDBXに派生モデル」「新型SUV」「フロントエンジン車は全入れ替え」「ヴァンキッシュにはピュアEVも」

| さらに2030年には全ラインナップの90%をエレクトリック化 | さて、現在経営体制を変更して再建中のアストンマーティン。ローレンス・ストロール氏の出資を受け入れ、CEOが元メルセデスAMGのトビ ...

続きを見る

もしくは、ラゴンダは今後メルセデス・ベンツが投入することになるEQSやエレクトリック版マイバッハと競合するという認識があり、交通整理のためにラゴンダの廃止を決めたといった可能性もありそうです。

「ラゴンダ」はこういったブランドになるはずだった

近年の「ラゴンダ」については2014年の「ラゴンダ・タラフ」から説明するのが妥当だと思われますが、これは1台1億2000万円からという超高額車で、もともとは中東の富裕層向けに「招待制」にて販売したクルマ。

ただしその後は他地域からの引き合いが多かったとして欧州そして中国でも販売が行われることとなっています(ラゴンダ・タラフの総販売台数は120台に満たないと言われるので、中東だけでは採算が取れず、他地域にまで販路を拡大したというのが偽らざるところだと思われる)。

【動画】これが世界で最も高価な量産セダン「アストンマーティン・ラゴンダ・タラフ」!1億2000万円の車の内外装はこうなっている

| ベースはアストンマーティン・ラピードSなるも、そのこだわりは異次元レベルで発揮されていた | さて、クルマ愛たっぷりのユーチューバー、ダグ・デムーロ氏が「アストンマーティン・ラゴンダ・タラフ」を動 ...

続きを見る

そしてこのラゴンダ・タラフは1世代のみでそのライフを終了し、次にラゴンダの名が登場したのは2018年のラゴンダ・ヴィジョン・コンセプト。

この発表とともにアストンマーティンは「ラゴンダを超高級EVブランドとしてリブートする」と発表したわけですね。

アストンマーティン「ラゴンダは超高級ブランドにシフト。ロールス、ベントレーに対抗する」

| アストンマーティンはラゴンダを超高級ブランドとして復活 | アストンマーティンはラゴンダ(Lagonda)を超高級エレクトリックブランドとして復活させると公表し、「ラゴンダ・ヴィジョン・コンセプト ...

続きを見る

更にその後は「ラゴンダ・オールテレーン・コンセプト」も発表しており、その未来が明るいかと思われた矢先にコロナウイルスのパンデミックとそれに起因する業績不振に陥ってしまい、いったんラゴンダ計画は「見送り」となり、そして今回の「正式に終了を告げる」という流れに至っています。

アストンマーティン「ラゴンダ・オールテレーン・コンセプト」発表。デザインイメージは「ヨットとコンコルド」、自動車史上最大の革命と胸を張る”運転しない”アストンマーティン

ようこそ、世界初のエレクトリック・ラグジュアリーブランドへ 新型ハイパーカー「AM-RB 003」、そしてまさかのミドシップ化された「ヴァンキッシュ・ヴィジョン・コンセプト」を発表したアストンマーティ ...

続きを見る

アストンマーティンはセレブ向けの超高級ブランドになるはずだった

なお、アストンマーティンは前体制下では「セレブブランド」への脱皮を目指しており、そのためにセレブが好むであろう商品やアクティビティに対応すべく、タワーマンションや個人ユースの潜水艦、さらにはヘリコプターまでリリース。

もちろんラゴンダも「そのひとつ」であったわけですが、今回廃止が決定されたとなると、やはりアストンマーティンの「セレブ化路線」になんらかの変更が生じると考えて良さそうですね。

アストンマーティンが「アストン仕様」のヘリコプター「ACH130」発表。内外装は同社のスポーツカー同様、富裕層ビジネスを強化

| アストンマーティンは自動車というよりは「ライフスタイル」ブランドへ | 先日報道されたとおり、アストンマーティンが仏エアバス社とのコラボレーションによるヘリコプター「 ACH130 Aston M ...

続きを見る

合わせて読みたい、アストンマーティン関連投稿

アストンマーティンがAMR21発表、同じカラーのヴァルキリーも公開
【動画】アストンマーティンがAMR21発表、同じカラーのヴァルキリーも公開に。両者の共通点についても語られる

| アストンマーティンは今、大きな過渡期に差しかかっている | さて、アストンマーティンが2021年シーズンを走るF1マシン「AMR21」とともに、F1マシンと同じアストンマーティン・レーシング・グリ ...

続きを見る

アストンマーティン、海中へ進出。潜水艦製造会社と共同で「プロジェクト・ネプチューン」始動

アストンマーティン、海底へ。今回は冗談ではない アストンマーティンがダイソンの自動車業界参入に対し、我々も掃除機を作ろう」とジョークを飛ばしましたが、今回は潜水艦製造会社と手を組み、潜水艦を作ることに ...

続きを見る

アストンマーティンが今度はタワーマンション建設。ペントハウスはプール付き、56億円ナリ

|アストンマーティンが世界の富豪を対象にしたビジネスを本格化?| アストンマーティンがマイアミに高級タワーマンションを着工。 部屋数は391、一番小さい部屋でも「4ベッドルーム」という豪華さ。 それに ...

続きを見る

 

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

最新情報をお届けします

Twitter でintensive911をフォローしよう!

->アストンマーティン(Astonmartin)
-, , , ,

© 2021 Life in the FAST LANE. Powered by AFFINGER5