| 次世代ミニはピュアエレクトリックモデルになるといわれるが |
次世代ミニはどの程度まで開発が進んでいるのかわからない
さて、現在はクーペやオープンモデルがあまり売れない時代ではありますが、ミニが「次世代ミニにもオープンモデル(コンバーチブル)を設定する」と発表。
現時点でミニの次世代モデルについては何も明かされておらず、かつ登場時期もわからない状態で(2025年だという説が濃厚)、しかしこういった中で「次期ミニにもオープンモデルを設定する」という発表は極めて異例だと思います。
ミニ・コンバーチブルは意外と売れていた
なお、ミニのボス、ベルント・ケルバー氏によると「ミニ・コンバーチブルには忠実なファンがおり、将来に渡って成功することを確信している」とのこと。
さらにベルント・ケルバー氏は「昨年、ドイツでは5人に一人の顧客がミニ・コンバーチブルを選んでいる」ともコメント。
ドイツはミニ・コンバーチブルにとって最大の市場だそうですが(ちょっと意外)、その次が米国、そして英国と続きます。
ちなみにミニは現在「3ドア」「5ドア」「コンバーチブル」「クラブマン」「クロスオーバー」という5つのラインアップを持ち、しかしドイツでは「5人に一人」がコンバーチブルを選んでいるというので、相当な比率にて売れているということになりそうですね。
新型ミニは中国生産といわれるが
なお、次世代ミニはピュアエレクトリックモデルにシフトするといわれ、2023年から生産が開始される、とも。
そしてこの次世代ミニは中国の長城汽車との共同開発になると報じられており、生産地も中国となる模様。
ちなみに次世代ミニについては、ミニがトヨタに共同開発を打診するも断られたという説もあるようですね。
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それはともかくとして、次世代ミニが中国産となるのはもはや確実ですが、ミニは現行のガソリンエンジン搭載モデルもしばらくは併売し、2030年までは販売し続けるという話も。
ただ、2030年までとなると現在のミニをそのまま販売するというのは難しく、よってどこかでモデルチェンジを行なう必要がありそうです。
しかしながらBMWはこれ以上ガソリンエンジン車にコストを投じるつもりはないようで、となると現行ミニを「フェイスリフトを繰り返しながら」販売し続けるのかもしれません。
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