>BMW(ビー・エム・ダブリュー)

BMWが2シリーズ・クーペの初期スケッチを公開、あの特徴的なフェンダーは最初から決まっていた模様。なおX2しかり、「2」という名を持つ車は特別なデザインを持つようだ

投稿日:

BMW 2シリーズ

| それにしても、未だにクリス・バングルの影響が感じられることには驚きだ |

その意味ではBMWは本当の意味での「デザイン的変化」がないのかも

さて、BMWは新型2シリーズ・クーペを発表したところではありますが、プレス向けの資料の一部として2シリーズ・クーペの初期スケッチ(キャラクタースケッチ)も合わせて公開しています。

スケッチにはいくつかのパターンがあり、当初から「現行BMWとは異なる」様々な手法についてチャレンジしていたことがわかりますが、これはデザイナーが車の基本的なアイデアを描き、最も顕著な特徴を誇張して、想像力を膨らませるために行う手法だといい、ただし実際の市販モデルには「ややトーンを抑えて」あるいは「その部分が採用されなかったり」することがあるようですね。

BMWがついに新型2シリーズ・クーペを発表!内外装ともに「i4」「iX」にも通じる新世紀のBMWがここに誕生
BMWがついに新型2シリーズ・クーペを発表!内外装ともに「i4」「iX」にも通じる新世紀のBMWがここに誕生

| 思ったよりも新型BMW 2シリーズ・クーペには力が入っているようだ | BMWはもうガソリンエンジン車には興味がないと考えていたが BMWがついに長い沈黙を破り新型2シリーズ・クーペを発表。ざっと ...

続きを見る

新型2シリーズ・クーペの特徴的なフェンダーは最初から決まっていた?

そこで今回、それらのスケッチを見てみたいと思いますが、上の画像、そして下の画像を見るに、2シリーズ・クーペのみがもつ前後フェンダーの特徴的なライン、つまりサイドから見たとき、ドアの中央上部あたりから広がる「ハの字」ラインがすでに存在していることがわかります。

これを見るに、BMWは最初からこの「ハの字」を2シリーズのデザインにおけるコアだと定めていたのではないかと考えていいのかもしれません。

BMW-2-sketch-5

実際に発表された市販モデルの2シリーズ・クーペがこちら。

スケッチほど顕著ではありませんが、「ハの字」が再現されていることがわかります。

BMWはシリーズ間においてもデザイン的共通性を重視するというデザイン戦略を持ちますが、X2しかり、「2」と名のつくクルマについてはそういった「共通性」からやや距離を置くという定義があるのかも。

2022-BMW-2-Series-Coupe-M240i-230i-2-1

なお、フロントやリアについてはいくつかの案があったようで、こちらは「涙目」ヘッドライト。

ただしフロントバンパー下部左右には、最近のBMWが好んで用いる「三角形」ダクトが見られます。

BMW-2-sketch-3

参考までに、この「三角形」は様々な組み合わせにてiXの内外装に採用されており、今回の2シリーズ・クーペの内装(ドアインナーパネル)にも採用。

こういったところから判断するに、BMWは三角形を「未来」の象徴として扱う傾向があるようですね。

2022-BMW-2-Series-Coupe-M240i-230i-44

BMWがiXの詳細そして価格(約900万円)を公開
BMWがiXの詳細そして価格(約900万円)を公開!ただしその装備やディティールを見るとけして高いとは言えないようだ

| ただし問題はその魅力を消費者に知ってもらえるかどうか。伝わらなければ「単なる高い車」に | 今のところiXはBMWの中だとスタンドアローンに近いデザイン的位置にあるようだ さて、BMWはすでにEV ...

続きを見る

ちなみにこの「涙目」で思い出すのはクリス・バングルのデザインした「Z9」。

今回公開された2シリーズ・クーペとの共通性を見出すことができ、今でもBMW内部ではクリス・バングル(2009年にBMWのデザイナーを退任)の影響が強く残っているようにも感じられます。

なお、現在BMWにてデザイン部門を統括するのはアドリアン・ホーイドンク氏ですが、同氏はクリス・バングルの後任でもあり、クリス・バングルの影響を強く受けていると言われます。

bmw_z9_gran_turismo_front_34

そしてこちらも別バージョンの2シリーズ・クーペの初期スケッチ。

いくつかのBMWのサイドに見られる「ホッケースティック」型の発光グラフィックをもつテールランプが特徴的ですが、なによりもテールエンドをスパっと切り落としたかのような、コーダトロンカ的デザインが印象的。

BMW-2-sketch-2

そしてこのコーダトロンカ的デザインもまた、かつてのZ4クーペにて採用されており、やはりクリス・バングルの影響を感じずにはいられないところ。

de0495e8e529f0cc54bc5266a9ba216cf0772cb4_xlarge

こちらは実際の2シリーズ・クーペ。

デザインスケッチほど顕著ではないものの、リアエンドを「面」で捉えるという考え方が生きているように思います。

2022-BMW-2-Series-Coupe-M240i-230i-15

合わせて読みたい、BMWのデザイン関連投稿

BMW M4
BMWのデザイナーがキドニーグリル、そして「デザインはゆっくりと変化してゆく」と語る。たしかにイカリングは段階的にその形状が変化しているようだ

| 一気にそのデザインを変化させる自動車メーカーもあるが、BMWは「段階を追って」の変化を好むようだ | LEDデイタイムランニングランプは丸から六角、そしてより少ない辺の数へと変化している さて、何 ...

続きを見る

BMWが自ら過去の奇妙なコンセプトカーを紹介!「折りたたみトランク」を持つX6の原型が2004年に製作されていた
【動画】BMWが自ら過去の奇妙なコンセプトカー「ICE」を紹介!折りたたみトランクを持つX6の原型が2004年に製作されていた

| 2000年代はじめの「クリス・バングル期」はいったい何だったんだろうな | とにかくこの頃のBMW製コンセプトカーは「突き抜けて」いた さて、BMWは2000年代はじめに、チーフデザイナーとしてク ...

続きを見る

BMW ヴィジョンMネクスト・コンセプト
BMWはレトロ路線デザインに興味なし!「復刻も、オマージュシリーズの発売もない。レトロ路線は我々の未来を閉ざすことになる」

| BMWはアイコニックなモデルを数多く持つだけにもったいない | さて、一部で流行の「レトロデザイン」を採用した新型車。直近だと新型フェアレディZは初代フェアレディZ(S30Z)風デザインを用いて話 ...

続きを見る

 

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

最新情報をお届けします

Twitter でintensive911をフォローしよう!

->BMW(ビー・エム・ダブリュー)
-, , , , , ,

© 2021 Life in the FAST LANE. Powered by AFFINGER5