![アバルトがレクサス「F」っぽい4本出しマフラーを持つ特別仕様車「F595」発表!ただし今回のFはフォーミュラのF](https://intensive911.com/wp-content/uploads/2021/07/Abarth-F595-1.jpg)
| 究極のアバルト595がここに誕生 |
アバルトは積極的なニューモデル攻勢のおかげなのか「セールス好調」
さて、次々とスペシャルモデルを発表するアバルトですが、今回は「アバルトF595」なる究極のアバルトを発表。
この「F」はフォーミュラカーの「F」をあらわし、実際にこのF595に積まれるパワーユニットはF4を走るレーシングカー「タツウス」に積まれるエンジンとほぼ同一だとされています(F4タツウスに積まれるのはアバルト500の1.4リッター4気筒T-JETエンジンに手を加えたもの)。※このアバルトF595は、かつてカルロ・アバルトが設計したフォーミュラカーの50周年という位置づけ
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アバルトF595の出力は167PS
そしてこのアバルトF595に積まれるエンジンはギャレット社製過給器を採用し、圧縮比9:1、最高出力は167PS(2,250rpmから最大トルクを発揮)。
0−100km/h加速はマニュアルギアボックス仕様では7.3秒、5速シーケンシャルトランスミッションだと7.4秒だとアナウンスされています。
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なお、このアバルトF595の外観的特徴はリアにあり、フロントを見ると普通の595のようにも見えますが・・・。
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リアにはなんと片側2本出しのエキゾーストパイプ。
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このエキゾーストシステムはおなじみレコードモンツァ製で、先に発表されたアバルト696エッセエッセのように「アクラポヴィッチ」製ではないようですね(アバルトがどういった意図でこの2社を使い分けているのかはわからない)。
なお、このエキゾーストシステムはアクティブエキゾースト、つまり意図的にフローを変更できるフラップが装着されており、室内のスコーピオンモードセレクターを押すとエグゾーストサウンドが大きくなり、それに連動してスロットルレスポンスはよりアグレッシブに、そしてパワーステアリングはより重くなる、とされています。
![2021-07-17 14.55.41](https://live.staticflickr.com/65535/51317191624_f6549919e2_c.jpg)
ちなみにこの「ハの字に広がる4本出しエキゾースト」で知られるのはレクサス「F」モデルですが、奇しくも(意味は違うけれど)このアバルトF595も「F」。
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アバルトF595は足回りも強化
そしてこのアバルトF595の足回りも強化されており、周波数選択式ダンピングテクノロジーを採用したKoni製リアショックが標準装備され、その効果は「絶大」とのこと。
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アバルトの設計によるベンチレーテッドブレーキディスク(前輪284mm、後輪240mm)も採用されており、ストッピングパワーについても抜かりはないようですね。
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このアバルトF595は「ハッチバック」「コンバーチブル」が用意され、いずれも17インチのフォーミュラアロイホイール、サイドとリアには595のバッジ付き。
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ボディカラーはホワイト、ブラック、グレーの3色で、いずれもラリー・ブルーのアクセントが採用されています。
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