| やはり中国人はロングホイールベース大好き |
おそらくは現地での最高級バージョン
さて、レンジローバーが中国市場向けに「イヴォークL」を投入。
全長は4,531ミリとなり、これは標準の4,371ミリに比較すると160ミリ延長されることに。
なお、この延長分はすべてホイールベースの延長に充てられ、その中でもほとんどが後部座席の居住空間改善に使用されているようですね。
足元スペースは125ミリ拡大
そして後部座席の足元スペースは125ミリ拡大されたといい、これによって後部座席のバックレストは最大で7度傾けることができるといい(電動)、これによって後部座席の乗員が体を伸ばすことが可能となっています。
ただしイヴォークLにて改良されたのは後部座席だけではなく、InControl OS 2.0システムが搭載され、スマートフォンに匹敵する10.2インチのタッチスクリーンをデュアルで設置し、インストルメントパネルも12.3インチのインタラクティブなフル液晶へ。
外観だとR-ダイナミックスポーツキットと20インチホイールが標準装備されているそうですが、「もっとも装備が充実したイヴォーク」ということになりそうですね。
なお、レンジローバー・イヴォークLの価格は邦貨換算で700万円と安くはなく、「中国生産なので関税がかかっていない」ということを考慮するとなおのことその高価さが目立ち、それだけ現地においては高級だということになるのだと思われます。
中国では「ロングバージョン」が一般的
中国では「大きなクルマが好まれる」ということもあり、メルセデス・ベンツ、アウディ、フォルクスワーゲン、BMWなどが相次いでロングバージョンを投入済み(それに比して日本車のロングバージョンはあまり聞かないような気がする)。
最近だと、こういった「中国市場向けロングバージョン」が投入されているようですね。
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