| 今までにも「これが最後」というゾンダが何台も作られているが |
外装デザインを担当するのは3Dレンダリング専門のデザインオフィス
さて、「もう新車は作られない」とされていたパガーニ・ゾンダですが、LMMデザインが投稿した内容によると、どうやらまた一台、ゾンダの新車が誕生することになるもよう。
ゾンダは、すでに受注が終了した「ウアイラ」のさらにひと世代前のモデルとなりますが、「自然吸気エンジン」と「6速マニュアル・トランスミッション」を持っていたため、生産を(公的に)終了させた後にも多くのコレクターたちがパガーニに対して生産を要望し、それに応える形で何台かの「新車」が実際に作られています。
ただ、パガーニ自身もこの状況が「ズルズルと」続くのはよくないと判断したのか、「今後ゾンダの新車を作らない」とアナウンスしたことも。
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ボディデザインは「LMMデザイン」
しかしながらその後「最後のゾンダ」とされるクルマがいくつか登場しており、今回LMMデザインがインスタグラム上に公開したのもまた「(自称)最後のゾンダ」。
LMMデザインによれば760スペックを持つロードスターで、760シリーズのオープンモデルだと5番目、そして最後のモデルになるとのこと。
ちなみにボディデザインはグラフィックデザイン事務所「LMMデザイン」自身が行うとアナウンスされていますが、このLMMデザインは(実車ではなく)3Dデザインを行う会社であり、こういった経緯でここが「最後のゾンダ」のデザインを担当することになったのかは不明です。
ちなみにこのLMMデザインはちょっと前に「パガーニ・ゾンダLM-R ラグノ」なるレンダリングを公開しているものの、今回アップされたティーザー画像とは大きく異なり、よって両者の関係性は「ない」と考えたほうがいいのかもしれません。
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もちろん生産はパガーニが担当
なお、この「最後のパガーニ・ゾンダ」の生産はもちろんパガーニが担当することになり、ティーザー画像とともにアップされたいくつかの画像は実際にパガーニがこのクルマを製造している様子を収めており、やはり「新車のゾンダ」が作られるのは間違いなさそう。
インスタグラムに公開された画像を見ると、ゾンダの持つ「カーボン」車体構造がよくわかります。
こちらは7.3リッターV12自然吸気エンジン(760馬力)。
それをサブフレームを介して車体とマリアージュ。
チタン製エキゾーストシステムを装着しており、甘美極まりないサウンドを聞かせてくれるのは間違いなさそうですね。
パガーニは次世代モデル「C10」でマニュアル・トランスミッションを復活
なお、パガーニはすでにウアイラの後継モデルの開発をスタートさせており、すでに名称も決定しているといいますが、現在のところ公に語られているのは「C10」というコードネーム、そしてメルセデスAMG製の6リッターV12ツインターボエンジンを継続採用すること、出力が20~30馬力程度向上すること、ウアイラよりも軽量化されること、マニュアル・トランスミッションもしくはデュアルクラッチが選択できること。
最大のトピックはやはり「マニュアル・トランスミッションの復活」であり、これはマニュアル・トランスミッションを持つゾンダの熱狂的支持に影響されてのことだと考えていいのかもしれませんね。
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参照:lmm23design