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もしBMW 7シリーズが3.0CSL風のシャークノーズを採用していたら?CGアーティストがちょっぴりレトロな7シリーズのレンダリングを作成

投稿日:2022/05/14 更新日:

もしBMW 7シリーズが3.0CSL風のシャークノーズを採用していたら?CGアーティストがちょっぴりレトロな7シリーズのレンダリングを作成

| 賛否両論あるが、ボクはBMWのデザインとその意図を支持したい(買うかどうはか別だけど) |

実際にBMWは「よく売れている」ので、多くの人が共感しているのだと思う

さて、BMWは先日「衝撃的な」デザインを持つ新型7シリーズを発表したところですが、そのフロントは大きな議論を呼んでおり、ある意味では”ジャンボキドニーグリル”よりも賛否が分かれているもよう。

そして今回、シュガーデザインが独自の解釈によって新型BM'シリーズが「もしシャークノーズを採用していたら」というレンダリングを作成し公開しています。

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シャークノーズはもともとBMWのお家芸だった

このレンダリングにて採用された「シャークノーズ」ですが、これはBMWだと3.0CSLに採用されていたもので、これを今回の作品にテーマとして用いたということに。

文字通りサメの鼻先にように突き出たノーズが特徴となっていて、フロント部分を長く見せることができるという視覚的効果を持っており、近年でもこれをアレンジして使用するメーカーがいくつか存在します(グリーンハウスを大きく取っても車体のバランスを損なわない)。

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なお、BMWはこのシャークノーズしかり、ホフマイスターキンクしかり特徴的なデザインをいくつか持っているものの、シャークノーズについては早い段階から廃止してしまい、ホフマイスターキンクでは現行3シリーズから「新解釈」に。

メルセデス・ベンツやポルシェ、フェラーリなどいくつかの自動車メーカーが「過去にインスピレーション」を求める一方、BMWは「過去を捨て去る」ことで前進しているようですが、BMWは以前から「成功しているときこそ変わるべき」という哲学を持っており、過去の成功体験を追いかけないようにしているようですね。

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参考までにですが、いくつかの自動車メーカーは商業的理由によってレトロ路線を採用するものの、デザイナーにとって「過去の焼き直し」を行うことはある意味自分を否定されているようなものでもあり、BMWのデザイナーも「レトロ路線は未来を閉ざす」として過去を振り返らない意向を示しています。

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BMWは車種ごとにデザインを振り分けている

BMWのデザインはかつて「金太郎飴」と言われたものの、現在ではモデルごとに固有のデザインを与えるに至っており、その理由は「モデルごとに設定している仮想ターゲットと、その嗜好や性質が異なるから」。

たとえば、4シリーズや7シリーズを購入する人は「人口の1/3程度を占める」革新的かつ挑戦的な人だという仮説のもとにアグレッシブなデザインを採用し、3シリーズや5シリーズといったボリュームゾーンについては「人口の2/3程度の」保守派層をイメージして比較的無難なデザインを採用する、といった戦略を用いているわけですね。

さらに7シリーズ、X7には「スプリットヘッドライト」が採用されますが、これは「高級車を高級車らしく見せるため」「車体を大きく見せるため」にヘッドライトを小さくすることが目的であったといい、そのためにデイタイムランニングランプだけが目立つように、しかしヘッドライトは目立たないようにバンパー内へと格納されることとなっています。

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下の画像は「ビフォーアフター」ですが、たしかにスプリットヘッドライトのほうが「クルマが大きく立派に」見えるようでもありますね。

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当然のことではあるものの、BMWはかなり綿密な戦略のもとにデザインを決定しており、そしてBMWの販売の伸びを見るに「その戦略は正しかった」ということになりそうですが、今後BMWのデザイン的挑戦はまだまだ続き、そして今話題となっている(議論を読んでいる)ジャンボ・キドニーグリル、そしてスプリット・ヘッドライトすら「キッパリ」やめる日が来るのかも知れません(そしてもちろん、それに代わるインパクトのあるデザインが採用されることになる)。

BMW
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