| スタイルはちょっとアレだが5.2リッターV10エンジンのパワーは魅力的 |
細部に渡り「かなり頑張った」ところは評価せざるを得ない
さて、先日は「ホンダNSXベースのランボルギーニ・ディアブロのレプリカ」を紹介しましたが、今回は初代アウディR8をベースに作られたラフェラーリのレプリカが中古市場に登場。
これはfacebookマーケットプレイスにて販売されるもので、65万アフリカランド(日本円で530万円くらい)という値付けがなされています。
たしかに見た目はちょっとアレではありますが、アウディR8の中古車はもっと高いお金を出さないと買えないので、「格安にてスーパーカーの性能を楽しみたい」という人には非常にいい選択肢なのかもしれません。
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ホンダNSXベースのランボルギーニ・ディアブロGTレプリカが販売中。スーパーカーをベースにスーパーカーのレプリカを作るという発想はなかったな・・・。
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今後はこういったレプリカも増えてくる?
なお、スーパーカーのレプリカベースと言うとポンティアック・フィエロやトヨタMR2など価格の安いミドシップスポーツ、プジョー406やマーキュリー・クーガー、ポンティアックGTOのようなノーズの低いクーペスタイルのクルマをベースにすることが大半ではあるものの、一部スーパーカーは比較的価格が下がっていて、さらには事故歴があったりするホンダNSXやアウディR8のようなクルマだと格安で入手することができ、しかしパフォーマンスは「スーパーカーレベル」なので、今後はこういったクルマをベースにしたフェラーリやランボルギーニのレプリカが登場することになるのかもしれません。
それはともかくとしてですが、今回のレプリカについては、ラフェラーリの特徴をそれなりに捉えており、さらにはFXX Kっぽいデザインも入っていて、詳しくない人が見れば「フェラーリ」だと勘違いするかもしれません(クルマに詳しい人であっても、走り去る姿を一瞬だけ見れば、フェラーリだと誤認するかもしれない)。
サイドから見るとバランスがちょっと「微妙」なところもありますが、リアはけっこうよくできていますね。
ルーフの一部からガバっと閻くディヘドラルドアはなかなかに秀逸。
フロントフェンダーからリアフェンダーへと流れるラインやディティールもかなり頑張ったということがわかります。
なお、ドアミラーは細長いステーを介して取り付けられており、これも相当な努力が見える部分ですが、「振動」はちょっと心配ですね(走行中にミラーがブレそう)。
フロントフードにもそれなりの頑張りの成果が見られ、その出来栄えは別として、ほかの多くのレプリカ同様、ここにかけられた情熱については高く評価するべきだとは思います。
搭載されるエンジンは5.2リッターV10
そして何より重要なのは搭載されるエンジンが5.2リッターV10、そして525馬力を発生するということ。
これだけのパワーを発生するミドシップスーパーカーをこの価格で入手できるという例はほかに無いと思われ、これを購入し「追加費用を払って」元の姿に戻すことを考えてもお釣りが来るかもしれませんね。
ちなみにインテリアはほぼ手つかずで、ステアリングホイールにフェラーリのエンブレムが貼られるのみ(メーター内にはR8のロゴが残っている)。
トランスミッションはセミAT(ロボタイズドクラッチ)ですが、もしマニュアル・トランスミッション装備であればもっと好ましい投資対象になったのではないかと思います。
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