| 今までのマツダ・ロードスターに用意されてきたのは「スポーツカー的」なカラーばかりだったが |
ボクとしてはぜひダークグリーンにタン内装を復活させてほしいところ
さて、日本国内でもCX-5、MX-30、MX-30 EV MODELの改良版を発表したマツダですが、今回は欧州にてロードスター(MX-5)の改良モデルを発表。
ちなみに直近のマツダの商品改良にはボディカラーの追加が含まれる傾向にあり、CX-5では「ロジウムホワイトプレミアムメタリック」、CX-30ではマルチトーンを追加していますが、今回なんとロードスターにもジルコンサンドメタリックが追加されることに。
なお、こういったちょっとスモーキーなベージュは現在欧州にて非常に人気を誇り、シトロエンやミニに多く見られるほか、欧州を意識した一部のトヨタ車にも設定されていますね。
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欧州のマツダ・ロードスターは「8種」展開
今回欧州での改良モデル発表に際し、ロードスターのラインアップとその名称が再構築されることになり、ソフトトップ採用の「MX-5」ではエントリーモデルの「プライムライン(1.5リッター)」、その上に「エクスクルーシブライン(1.5リッター)」「エクスクルーシブライン(2リッター)」、さらにその上に「HOMURA(2リッター)」。
そしてリトラクタブルハードトップ版のMX-5RFも同様の構成となっていますが、ソフトトップ版でも2リッターが選べること、RFでも1.5リッターが選べることが日本との相違ということになりそうです。
ざっと装備を見てみると、「プライムライン」だと、上述の通り132PSを発生する1.5リッターエンジン搭載車のみで、ブラック塗装の16インチアルミホイール、ピアノブラックミラー、ブラッククロス(シルバーステッチ)シートヒーター、エアコン、6スピーカーオーディオ、キネマティック・ポスチャー・コントロール(KPC)システムなどを装備しています。
「エクスクルーシブライン」になるとパーフォレイテッドブラックレザーシート、ブライトフィニッシュ16インチアルミホイール、ボディカラーミラー、オートヘッドライト、オートワイパー、各種ADAS(運転支援デバイス)を装備しており、2リッターを選択するとホイールが17インチ(ブライトフィニッシュ)になったり、MTのみですがLSDが装着され、ヘッドライトがLEDに。
最上位グレード「HOMURA」は全部入り
トップレンジの「HOMURA」になるとフロントストラットブレース、ビルシュタインダンパー、ガンメタリック仕上げの17インチBBSアルミホイール、MX-5のロゴ入りステンレス製スカッフプレート、ピアノブラック仕上げドアミラー、レッド塗装のブレンボ製キャリパー(マニュアル・トランスミッション車のみ)、よりプレミアムなパーフォレイテッドライトストーンナッパレザーといった装備も。
すでに公式コンフィギュレーターも公開されているものの、今のところまだジルコンサンドメタリックは(オンライン上で)選択できず、日本仕様(従来型)との相違だとソリッドのホワイトが選べること、そして日本では選択可能なポリメタルグレーメタリックが選べないこと。
価格についてはロードスターが25,800〜32,460ポンド、ロードスターRFが27,700〜34,560ポンドおなっており、納車は2023年3月からだとアナウンスされています。
現在、日本では現行(従来型)ロードスターの受注が停止されている状態ですあり、「販売再開時期は改めてご案内します」という記載が公式サイトに見られ、しかし間もなく日本仕様も発表になると考えていいのかも。
ただ、欧州で選択できるジルコンサンドメタリックが日本にも導入されるかは不明であり、しかしイメージ一新という意味も兼ね、日本仕様にも設定を行って欲しいところですね。
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