| BMWは「発光」「キドニーグリル」を非常に重要視している |
おそらく今後のBMWは様々な「光るキドニーグリル」を備えることになるだろう
先日、BMWは「春以降に行うアップデート」について一部を公開していますが、今回はX5のフェイスリフト(LCI=ライフ・サイクル・インパルス)版のティーザー画像をTwitter上にて公開しています。
今回リリースされた動画は約7秒という短いものですが、中央から外側に向かって伸びるように光るテールランプ、これまでとは異なる発光グラフィックを持つヘッドライト、そして何よりも現行X5にはない「光るキドニーグリル」が与えられることが明らかに。
-
BMWが春以降に各モデルに対し大幅アップデートを施すようだ!X7にはスワロフスキーヘッドライト、4シリーズにはカーブディスプレイ、そのほかiXや7シリーズも
| 既存モデルに対してもソフトウエアのアップデートにて「最新モデルと同じ機能」をもたせてくれるのはありがたい | 今後、各自動車メーカーともこういったアップデートになるんだと思う さて、BMWが春以降 ...
続きを見る
これからのBMWはさらに「ライティング」に注力
なお、BMWは(イカリングの採用でも分かる通り)発光パーツに対して(非常に)注力しており、その後レーザー、さらにはOLEDを導入したことでもそれが理解できると思います。
実際のところ、こういった「発光パーツ」は自動車購入の決定要因として非常に重要なものだとされており、購入後の(オーナーに対する)満足度向上・維持手段としても非常に効果があるもよう。
そしてBMWは2019年頃からキドニーグリルの内側を発光させるという仕様を導入しており、これは相当な人気があると言われ、それ以降発表される新型車(LCI含む)の多くに装着されているようですね(ただ、実際にグリルが光っているBMWはあまり見ない)。
-
ついに3シリーズにも!BMWが「光るグリル」を装着した限定モデルをインドに投入。オプションパーツとして設定されれば日本でもけっこう売れそうだ
| なんだかんだ言って世界中のどこでも「光りモノ」が好まれるようだ | サードパーティーからも光るキドニーグリルが発売されても良さそうだが さて、BMWはX6やX7向けに「光る」キドニーグリルをオプシ ...
続きを見る
ちなみにですが、「発光」と同じくらいBMWはキドニーグリルを重要視しており、BMWのチーフデザイナーはこれまでにも何度か「キドニーグリルはどんどん進化する」とコメントしていて、XMはじめいくつかのモデルではキドニーグリルの内側ではなく「フレーム」が光るというスペックを持っています。
おそらくフルモデルチェンジ版となる次世代X5では、さらにインパクトのあるグリルが採用されることになるのかもしれません。
-
BMWのデザイナー「キドニーグリルはこれからも進化、そして多様化するでしょう。M4の巨大グリル?採用したことに後悔などしていません。もちろんです」
| たしかに、BMWはキドニーグリルのおかげでアウディやメルセデス・ベンツに比較して各モデルごとの個性が際立っている | 実際に販売に結びついているところを見ると、BMWの言うとおり、それは「正しい行 ...
続きを見る
そのほか、新型X5では、キドニーグリルのデザインそのもの、ヘッドライトの内部構造、上述の通りテールランプ、さらには前後バンパーといった部分が「LCIのお約束」として変更されることになりそうですが、ここ最近のBMWのLCIを見る限りだとエンジン出力は「据え置き」となる可能性が高そうです。
これはもちろん環境規制によって「パワーを維持することがやっと」な状況がそうさせるのだと思われますが、ハイブリッドモデルだとエレクトリックモーターの出力が引き上げられるものと推測されています。
新型BMW X5のインフォテイメントシステムも大幅変更の可能性
なお、もしかすると新型X5ではインテリアのほうが(エクステリアよりも)大きく変更される可能性が高く、というのもBMWは今後の新型車において新しいハードウエアとソフトウエアへと変更してゆくと示唆しているため。
少なくとも新型X5ではiDrive8へと更新されることになると考えてよく、追加での情報を待ちたいところですね。
新型BMW X5のティーザー動画はこちら
Poised to reshape the journey ahead. Get ready.#THEX5 pic.twitter.com/qChFxVRtRn
— BMW (@BMW) February 6, 2023
合わせて読みたい、BMW関連投稿
-
BMWのデザイナー「今後我々は極限のシンプルさを目指し、時間の淘汰を受けないデザインを目指す。10年経っても古く見えない、そのようなデザインだ」
| たしかにBMWの言うことは一理ある。今後BMWがそれをどうやって実現するのかを見届けたい | 2025年発表のノイエクラッセの革新性がどんなものか非常に気になる さて、BMWは2025年に新EVシ ...
続きを見る
-
BMWがソリッドステートバッテリー(全固体電池)実用化一番乗り?今年前半に試作品の製造を開始し、2025年には車両に搭載しテストを開始との報道
| いくら早くても実用化は2027年頃、余裕を見ると2030年頃になりそうだ | それでも実用化できるという「保証」はどこにもない さて、現在ソリッドステートバッテリーの実用化にもっとも近いと言われる ...
続きを見る
-
BMWのCEOとデザイナー「もはや巨大ディスプレイは時代遅れ。10年以内に消滅する。我々は2025年発売のノイエクラッセにてそれらに引導を渡すだろう」
| たしかにヘッドアップディスプレイのほうがコストが安く、シンプルで居心地の良いインテリアを実現でき、消費者にとっても嬉しいだろう | 自動車メーカーは「クルマのスマホ化」を目指してきたが、クルマとス ...
続きを見る
参照:BMW(Twitter)