| アルピーヌA110はいつも「買わねば」と思うものの、未だに購入できていない |
この「モータースポーツヘリテージ」シリーズはボクの心の琴線に触れまくり
さて、チョコチョコと限定モデルを連発するアルピーヌ。
今回はアルピーヌA110サンレモ73エディションを200台のみ限定にて発表していますが、これは1973年の世界ラリー選手権においてアルピーヌがはじめてタイトルを獲得した初代A110へのオマージュであり、「サンレモ(San Remo)とはイタリアで開催された同名のレースを指しています。
ちなみにアルピーヌは1975年にフランスで開催されたツール・ド・コルスに参加したA110ベルリネット・ラリーカー(No.7)にインスピレーションを得た「A110 ツール・ド・コルス(Tour de Corse)75」を発表していて、今回のアルピーヌA110サンレモ73エディションも同じ流れを汲むシリーズだと考えていいのかもしれません。
-
これまでの限定モデルの中ではピカイチ!アルピーヌA110「ツール・ド・コルス75」が150台のみ販売開始。1975年のA110ベルリネット・ラリーカーへのオマージュ
| ここまだ大胆な色使いそしてグラフィックを持つ市販車も珍しい | ホワイトのホイール、オレンジのブレーキキャリパーがイエローを引き立てる さて、アルピーヌはA110の様々な特別仕様車を発表しています ...
続きを見る
アルピーヌA110サンレモ73エディションはこんなクルマ
そこでこのアルピーヌA110サンレモ73エディションを見てみると、もちろん当時のA110にインスピレーションを受けたデザインを持っており、そのボディカラーはオーガナイズドキャディブルー、そしてAピラーはブラック、ルーフはレッド(カーボンファイバー製)。
ボンネット、ドア下部、テールライトの下にはブラック&ホワイトのグラフィックが施されています。
18インチのグランプリ・ブリリアント・ブラン・ホイールが装着され、ブレンボ製ブレーキキャリパーは(当時のレーシングカーを意識してか)アンスラサイト仕上げ、そしてアルピーヌのエンブレムもブラックフィニッシュ。
サンレモ73エディションに搭載されるのは1.8リッター4気筒ターボ、出力は300馬力、0−100km/h加速はわずか4.2秒だとアナウンスされています。
なお、ルーフは「クリアレッド」仕上げとなっており、当時のA110のように「真っ赤」ではないもよう。
できれば「当時の仕様に近づけることができる」ステッカーキットなどがオプションで用意されていれば「カスタムする楽しみ」も広がりそうですね。
今回インテリアの画像はないものの、プレスリリースによればグレーステッチを施したマイクロファイバーが採用され、サベルトレーシング製ワンピースシート、スポーツペダル、アルミ製助手席フットレストなどレーシングカーを意識した装備が与えられる、とのこと(自動防眩バックミラー、前後パーキングアシスト、フォーカルオーディオステレオが標準装備されている)。
インテリアに装着されるプラークには、1~200までのシリアルナンバーが刻印されているといいい、所有する満足感を高めてくれそうですね。
アルピーヌA110サンレモ73エディションを紹介する動画はこちら
合わせて読みたい、アルピーヌ関連投稿
-
アルピーヌがこの上ない特別感を持つ限定モデル「A110レジェンドGT」発表!A110は現在ボクの考える「欲しいクルマ」筆頭だ
| アルピーヌA110のようなクルマはもう二度と現れない | さて、先日「ルノーのスポーツブランドに置き換えられる」と発表されたアルピーヌですが、2021年モデルの「A110レジェンドGT(A110 ...
続きを見る
-
ラディカルの「R」はダテじゃない!あまりにスパルタン過ぎるアルピーヌA110 Rが発表。カーボンホイール採用、さらにリアウインドウも撤去してカーボンパネルに
| おそらくはポルシェ「RS」モデルを強く意識、しかしその上をゆく過激さも | やはりフランスの自動車メーカーはやることが過激だった さて、アルピーヌが先日ティーザー画像を公開した「A110 R」を発 ...
続きを見る
-
アルピーヌが創業者の生誕100周年を記念し、その名を冠した「A110 GT ジャン・レデレ」を発表!ちなみに納車第一号は創業者の妻、つまり年の差婚だったようだ
| ボディカラーはアルピーヌ創業者の愛したモンテベッロ・グレー | インテリアもグレーとブラックが反復される特別仕様に さて、アルピーヌが創業者の生誕100周年を迎え、新たな限定モデルを発表。この限定 ...
続きを見る
参照:Alpine