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いよいよコルベットに最終兵器が登場するようだ!サーキットウェポンとしてのZR-1(800馬力)、そして1,000馬力のZora。ランボルギーニやフェラーリ何するものぞ

2023/04/15

| ちなみにコルベットZoraはそのパワーの凄まじさゆえに、試作車のシャシーが折れたと聞いたことがある |

コルベットのグレードは合計で5車種、ポルシェ、フェラーリ、ランボルギーニ、マクラーレンの包囲網が完成することに

さて、シボレーはコルベットのラインアップを「予定通り」拡大しており、先日はZ06に続いて初のハイブリッドにして4WDモデル「E-Ray」を発表したばかりです。

そして今回報じられているのがさらにパワフルな「ZR-1」「Zora」の発表が近いということですが、Z06であってもランボルギーニ、そしてフェラーリと対等に戦うことができると言われているだけに、これらZR-1そしてZoraのレベルになるともはや異次元ということなのかもしれません。

コルベット史上最速、4WD、ハイブリッド、9cmワイドな「E-Ray」発表!モーターのみでの走行も可能、ただしその場合は史上初の「前輪駆動コルベット」に
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参考までにですが、2020年には「2025年までのコルベットの派生モデル発表計画」がリークされており、現在のところは”ほぼ”リーク通りに計画が進んでいます。

今後5年の「コルベット派生モデル」計画がリーク!Z06、ZR1の上に「1000馬力ハイブリッドの”ZORA”」が君臨

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新型シボレー・コルベットZR-1はこんなクルマに

そこでまずはZR-1について報じられている内容だと、基本的にはZ06をベースにしたクルマになるといい、つまり、フラットプレーンクランクV8エンジン、ワイドボディ、大径タイヤなどコルベットZ06の多くの特徴がZR-1に受け継がれ、カーボンセラミックブレーキが与えられる、とも。

ただしZ06との違いは同じ5.5リッターV8エンジンを搭載しながらもツインターボ化によって800馬力以上を発生すると言われていることで(このエンジンはLT7と呼ばれるようだ)、さらには大型リアウイングやフロントスプリッターなどのエアロパーツが装着され、オプションでトラックパッケージ(サーキット走行専用オプション)も用意されることになるもよう。

その結果、0-60mph(0−96km/h)タイムは、推定2.5秒以下になるとされ、サーキット走行を主眼においたクルマとなりつつも日常性をもたせたクルマになると言われています。

ベースモデルのコルベット・スティングレイがポルシェ911カレラあたりと競合するのであれば、コルベットZ06はランボルギーニ・ウラカンEVOやフェラーリF8トリブートといったスーパーカーあたりがライバルとなり、そしてコルベットZR-1だとポルシェ911GT3、フェラーリ488ピスタ、ランボルギーニ・ウラカンSTOあたりのハードコアモデルが競合車となるのかもしれません。

2022-10-09 9.21.03

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新型シボレー・コルベットZoraはこんなクルマに

そしてもう一方のコルベットZora(ゾラ)について、こちらはコルベットシリーズのフラッグシップとして位置するクルマになるものと見られ、1950年代にコルベットをミドシップ化しようとしたエンジニア、ゾラ・アーカス・ダントフに敬意を表してその名が与えられることに。

パワートレーンはコルベットZR-1に積まれるLT7に加えて160馬力を発生するエレクトリックモーターを(おそらくはE-Ray同様フロントに)積むことになり、システム合計出力は1,000馬力を超えるとも言われています。

そして0−96km/hタイムは驚愕の1.9秒をマークすると言われますが、これはほぼ2,000馬力を発生するエレクトリックハイパーカー、リマック・ネヴェーラとほぼ同等の数値であり、ガソリンエンジン搭載車としては前代未聞のタイムです。

そして上述のとおりコルベットZR-1がポルシェ911GT3、フェラーリ488ピスタ、ランボルギーニ・ウラカンSTOへの対抗となるのであれば、このコルベットZoraはフェラーリSF90(もしくはSF90 VS)、そしてランボルギーニの新型V12スーパーカー、レヴエルトへの対抗ということになるのかもしれません(ハイブリッド+4WDというところからも、ハードコアなサーキット走行を中心としたモデルではないと思われる)。

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参照:Car and Driver

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