| さらにトヨタはランクル40とランクル70とのマッシュアップを「公道走行可能」な仕様にブラッシュアップ |
今後ますますランクルを取り巻く環境は盛り上がってゆくだろう
さて、(トヨタ自動車の製造子会社である)トヨタ車体が「東京オートサロンに”ランクルBASE”として出展する」と発表。
メインとなるのは様々なアクセサリーが装着されたカスタム仕様の70系ランドクルーザー、そして東京オートサロン2023にも出展された「ランクル40×ランクル70」の2台です。
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ランドクルーザー70「ブラッククルーザー70」はこんなクルマ
そこでまずこの真っ黒なランクル70から見てみると、その名はズバリ「ブラッククルーザー70」。
海外仕様の純正オプションを組み込んでいるとアナウンスされていますが、何と言っても目を引くのがマットブラック塗装です。
一方でホイールやドアミラーには「クローム」が用いられ、このあたりはまさに「(レトロな)アメリカン」的雰囲気となっているもよう。
ちなみにこの「ブラッククルーザー」のカラーやネーミングについては、「海外の純正パーツを日本に持ち込む」ということで”黒船”をイメージしているとアナウンスされており、今後こういった「海外仕様の純正パーツ」が国内でも展開される可能性を示しているのかもしれません(アメリカ市場において、トヨタはランクルシリーズに対し、アフターマーケットパーツメーカーとの協業により、数百ものオプションを用意すると言われている)。
現時点では装着されるオプションの詳細については明かされていないものの、(ハイドロロックの心配をせずに水の中を走れる)シュノーケル、タフなフロントバンパーにクロームのリムを持つホイール、そしてやはりクロームのミラーなど。
ランクル40×ランクル70はこんなクルマ
そしてもう一台の「ランクル40×ランクル70」もまたトヨタ車体によってカスタムされたクルマであり、トヨタ車体が「ランクル40に長く乗りたい愛好家のために」ランドクルーザー40の車体にランドクルーザー70の主要コンポーネントを移植し信頼性を高めたもの。
なお、昨年のオートサロンに出展された際には「公道走行不可」だと紹介されていましたが、今回の出展に際しては「排ガス規制など各種法規を満たして公道走行を可能にした」と説明されており、もしかすると今後同様のカスタムが提供されることになる可能性もありそうですね。
そのほか、会場ではランドクルーザー70の海外仕様オプションパーツ(メッキバンパーやウインチ、シュノーケル、アルミホイールなど)の展示、ランクル300向けのオプションパーツ、そしてランクルグッズも販売される、とのこと。
参考までにですが、トミカプレミアムからは1/60スケールのランドクルーザー40が登場しています(12月の新車)。
ちなみにこちらは初回限定バージョンの「レッド」。
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