| シボレー「コルベット計画」は近年稀に見るほど綿密に練られ、そして想定した以上の効果をあげている |
そしてコルベットの評価そのものも非常に高い
さて、2020年の「スティングレイ」発表以降、着実にそのラインアップを拡大し続けているコルベットファミリー。
直近のアメリカ国内市場では数少ない「販売を伸ばしたスポーツカー」としてランクされ、その販売台数はなんとGRスープラの「18倍以上」。
そして今回シボレーが公式に公開したのが「ZR1」のティーザー動画ですが、ここでは「考えられないようなことがやってくる」という文言が添えられています。
ウワサではZ06に積まれる5.5リッター自然吸気V8をツインターボにて加給するとされ、ZR1の出力は850馬力にも達すると見られていますが、これが実現できれば、たしかに「信じられないようなこと」なのかもしれません。
シボレーはコルベットの展開を順調に進めている
なお、シボレーはC8世代にてコルベットを「数十年かけて」ミドシップ化しており、そして2020年のスティングレイ発表前から「2025年までの計画」がリークされています。
その計画は以下のとおりですが、ここまでだと(多少の相違はあるものの)計画通りに物事が進んでいることもわかります。
そして今年はおよいよZR1の発表と発売、そして来年にはリーサルウエポン「ZORA」が登場するということになりそうで、これらはフェラーリ、ランボルギーニ、マクラーレンのパフォーマンス領域にいとも簡単に踏み込むことになりそうですね。
モデルイヤー | グレード | エンジン | 出力 |
2021 | 右ハンドル(ベースグレード) | LT2/6.2リッター 16バルブ OHV | 490-495馬力 |
2022 | Z06 | LT6/5.5リッター 32バルブ DOHC | 650馬力 |
2023 | グランスポーツ | LT2/6.2リッター 16バルブ OHV+ハイブリッド | 600馬力 |
2024 | ZR1 | LT7/5.5リッター ツインターボ DOHC | 850馬力 |
2025 | ZORA | LT7 HP1/5.5リッター ツインターボ DOHC+ハイブリッド | 1000馬力 |
シボレー・コルベットZR1のティーザー動画はこちら
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参照:Chevrolet