
| カーコーティングはボクにとって「マスト」である |
たとえ頻繁に乗らなくとも、コーティングを行うだけの価値はある
さて、煌さんにてコーティングを行っていただいたことでフェラーリ296GTBがツルピカになっており、ここでざっとその印象を述べてみたいと思います。
ちなみにですが、煌さんはぼくが1999年以降お世話になっていたディティーリングショップ(いまは閉業)から独立された方が運営しているカーコーティング専門店であり、ランボルギーニ・ウラカンLP610-4、ランボルギーニ・ウラカンEVO RWD、ポルシェ・マカンS、ポルシェ・ケイマン、ミニJCW、クラウンスポーツ、フェラーリ・ポルトフィーノなどのコーティングをお願いしています。
コストはかかれどコーティングを行っておくと「メンテナンスが楽」である
もちろんコーティングにはそれなりのコストがかかるものの、コーティングを行っておくと「保管時にもホコリが乗りにくく」「走行時には汚れがつきにくく」「ブレーキダストや雨でも汚れにくく」、そして汚れたとしても「洗車が楽」。
塗装を保護するほか、ホコリが乗ったりしても「さっとひとふき」で落とせるうえ、硬いコーティングの被膜によって、オリジナルの塗膜が(ウエスなどを使用することによる)摩擦によって傷つきにくくなるため、「乗らない(保管する)クルマにこそ」コーティングが向いているのかもしれません。
さらにいうならば、洗車を行ったとしても、水滴を「ブロワーにて一瞬で吹き飛ばせるので」ウエスを使用する必要性も減り、ここで摩擦の機会を減らすことも可能です。
こういった快適さ、メンテナンスにかける時間(コスト)を削減できるという事実を鑑みるに、ぼくは「コーティングを行わないという選択肢はない」とも考えているわけですね(ただし、短期間で売却する予定のクルマには施工しないことがある)。
コーティングメニューは多岐にわたるが
煌さんでは様々なコーティングメニューを揃えており、そのクルマの状態や用途、保管状況、今後乗るであろう年数等によって様々な内容をオススメしてくれるのですが、今回ぼくがお願いしたのは「プロテクションフィルム施工済みの車両にマッチしたコーティング(実際のところ、そういったコーティングがあるようだ。もちろんマットフィニッシュやカーボンパーツにも対応)」。
そのほか、プロテクションフィルムを施工していないホイールなどについてもコーティングを行っていただいており、さらには内装にもコーティングを行っていただくことに(内装色に明るいレザー=クレマを選んだので汚れやすいかと思って)。
ちなみにこちらは施工証明書ですが、クルマのコンディション、施工したメニューなどが記載されており、メンテナンス時の参考にもなります。
コーティングを施したフェラーリ296GTBはこんな感じ
そこでコーティングから戻ってきたばかりのフェラーリ296GTBを見てみると、まずボディはこんな感じ。
プロテクションフィルムの上からのカーコーティング施工なので「塗膜の上に直接」コーティングを行う場合に比較するとツヤやソリッド感が変わってくるものと思われますが、それでもこの「鏡面状態」。
このみごとな映り込み。
一方のホイールはプロテクションフィルムを貼っていないため「塗装の上に直接」コーティングを行っていて、やはりこのほうが硬質感が出るようには思います。
フェラーリ296GTBにはカーボンセラミックブレーキが標準装備されるため、ブレーキダストに悩まされることはないものの、タイヤから出るダストがホイールに付着することがあり、しかしコーティングを行っておけば「ダストがつきにくく、ダストを落としやすい」状態に。
もちろん、スチールローターを採用するクルマにとってはその効果は絶大で、とくに「(コーティングを施しておくと)鉄粉が塗装面に刺さりにくくなる」ため、洗車時には大きく省力化を期待することが可能になるわけですね(手触り、見た目のザラザラ感とは無縁になる)。
フェラーリ296GTBのインテリアも「ツルツル」に
そしてインテリアもこんな感じでコーティングを行っていただいていて・・・。
「こんな感じ」とは言ってもコーティングを施工することで見た目が変わるわけではなく、というのもこちらは「光沢を出す」のが目的ではなく「汚れにくくする」「汚れてもすぐ落ちるようにする」ことが目的だから。
それでも手触りは若干「スベスベ」に変化していて、体感的にも「汚れにくい」であろうことが感じられ、同時に「コーティングした感」を得られます。
コーティングはこんな感じで「焼き付ける」
なお、外装に関してはこういった赤外線ブースを用いてコーティングを焼き付けて定着させるのですが、もちろんこのブースを備えるショップは多くはなく、ここも煌さんの大きなアドバンテージではないかと思います(これによってよりコーティングに使用する液剤が硬度を増し、その効果が永続するようになる)。
なお、メンテナンス用のウエスやケミカルも付属しており、これらを使用することで「よりその効果を」持続させることが可能となるわけですね。
カーコーティング施工直後のフェラーリ296GTBの動画はこちら
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