
Image:BMW
| 長らくウワサされていたM2 CS、BMWがついに公式ティーザー公開 |
最高出力525馬力、限定台数は2,000台とのウワサ
さて、かねてよりウワサされていた「BMW M2 CS」が公式ティーザーを通じその存在が予告されることに。
その発表は今月イタリアにて開催される「コンコルソ・デレガンツァ・ヴィラ・デステ」にてなされる予定ですが、BMWはこれに先駆けInstagram上で数秒のティーザー動画を公開し、そこには激しく唸るエキゾーストノートを轟かせながらコーナーを攻めるカモフラージュ仕様のM2が登場しています。
■ ティーザー動画から判明した注目ポイントまとめ
今回公開された動画では、いくつかの注目ディテールがチラ見せされています:
- ステアリングホイールには赤い「Mモード」ボタン
- センターライン入りのスポーツステアリング
- パドルシフター装備(=MT非設定か)
- E46 M3 CSL風のトランクスポイラー
- 新デザインの前後バンパー/サイドスカート
- クワッドスタック(縦重ね)型エキゾースト
この装備から見ても、M2 CSはよりサーキット志向のハードコア仕モデルであることが読み取られ、その軽量コンパクトさからも「最高のMモデル」として称されることとなりそうですね。
■ パワートレインと性能:525馬力/0-100 km/hは約3.8秒
過去のリーク情報を総合すると、M2 CSは以下のようなスペックを持つと見られています。
項目 | 詳細 |
---|---|
エンジン | 3.0L 直6ツインターボ(S58型) |
最高出力 | 525 PS |
0–100km/h加速 | 約3.8秒 |
最高速度 | 約303 km/h |
トランスミッション | 8速ATのみ(MT設定なし) |
駆動方式 | 後輪駆動(RWD)専用 |
サスペンション | 約8mmローダウン |
軽量化 | 約30kg |
屋根 | カーボンルーフ標準装備 |
■ カラー&インテリアオプションも判明
なお、新型M2 CSについてはいくつかの情報がネット上にて囁かれており、ウワサされていたイエローのデイタイムランニングライト(DRL)は非採用の可能性が高そうです(禁止されている国があるためか)。
そのほか「ウワサ」上での装備は以下の通り。
- ホイールカラー:ブラック or ブロンズ
- バケットシート標準装備
- インテリア:ブラックレザー/レッド&ブラックの2パターン
- ボディカラー:新色「パープル系」も登場?
- 限定生産数:世界限定約2,000台
■ 発表はヴィラ・デステでのイベント中?最速で明日にも登場か
BMWはヴィラ・デステで2台の新型車を発表予定とされており、
- ひとつはM部門の新型(=今回のM2 CS?)
- もうひとつは「スカイトップ」のシューティングブレーク板ワンオフモデル「スピードトップ」
と見られています(スピードトップの画像はリーク済み)。
イベントは2025年5月25日(日)までなので、遅くとも今週中には全貌が明らかになりそうですね。
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