
| マンソリーはフェラーリのカスタムにも積極姿勢を示している |
【この記事の要約】
- フェラーリ 12チリンドリをベースにした、世界わずか3台の「ネロ・ヴェントス アルティメット・エディション」
- 「スペシャル・ブラック・シャドウ」仕上げのボディと、新設計の軽量鍛造VF.5ホイールを採用
- 最高出力は855hp、最大トルク730Nmまで引き上げられ、圧倒的なパフォーマンスを発揮
- 内装から外装の細部まで、染色されたフォージド・カーボンファイバーを惜しみなく投入
外装:漆黒のシャドウが描く圧倒的な威圧感
さて、マンソリーはフェラーリのカスタムに対して意欲的に取り組んでおり、先日はプロサングエの究極カスタム「プグネーター」をドバイ警察へと納車したばかり。
-
-
ドバイ警察がまたやった。マンソリー仕様「フェラーリ・プロサングエ」をパトカーとして導入、「犯罪級に目立つ」として話題に
| ドバイ警察はこれまでにも多数のフェラーリ、ランボルギーニ、ブガッティなどを警察車両として取り入れているが | この記事のハイライト:ドバイ警察の新兵器は「やりすぎ」か? 新たな獲物: ドバイ警察の ...
続きを見る
そして今回は12チリンドリのコンプリートカー「ネロ・ヴェントス アルティメット・エディション」を3台のみ製造すると発表していますが、これはちょっと前に発表された12チリンドリのカスタムプログラム「Equestre」のブラックバージョンということになりそうです。
-
-
マンソリーが「初の」フェラーリ 12チリンドリのコンバージョン「MANSORY Equestre」を公開。ボディカラーは「前後でグラーデーション」
| フェラーリのカスタムというと「どうしても眉を潜めてしまう」が | おそらくは一定の需要が存在するものと思われる さて、ハイエンドプレミアムカーブランドのクルマを中心にカスタムを展開するマンソリー。 ...
続きを見る
そしてこの「ネロ・ヴェントス(Nero Ventos)」最大の特徴はその名の通り「黒」を極めたエクステリアにあり、マットブラックに鍛造カーボンファイバー、そして控えめなイタリアントリコローレが印象的(一部にイエローのアクセントが用いられている)。
- 特別なフィニッシュ: ボディ全体が「スペシャル・ブラック・シャドウ」と呼ばれる深みのある塗装で覆われ、光の当たり方で表情を変える神秘的なルックスを実現
- フォージド・カーボンファイバー: フロントスポイラー、サイドスカート、リヤディフューザー、そして特徴的なウイングレットに至るまで、新開発の「染色済みフォージド・カーボン(鍛造炭素繊維)」が使用される
- 新設計ホイール: 足元には、このモデルのために特別にデザインされた超軽量鍛造アルミニウムホイール「VF.5」を装着。バネ下重量の軽減とともに視覚的な軽快感を与える
-
-
今後はこの「需要」が増えそうだ・・・。ノビテック、フェラーリ12チリンドリの「ブラックバンド」を”修正”。さらには静かすぎた排気音を「本来の姿」へ
Image:NOVITEC | 最新のフェラーリには「賛否両論」が存在する | とくにここまで議論を呼んだデザインは今までのフェラーリには存在しなかった 最新のフェラーリの特徴のひとつが「ブラックバン ...
続きを見る
性能:V12の限界を突破する「855馬力」
ベースとなるフェラーリ 12チリンドリは830馬力を発生させる自然吸気V12エンジンを搭載していますが、マンソリーはこれに対してさらなるチューニングを施しており、NAなので大きな出力の向上はないものの、トルクが増強されることで扱いやすさが増しているものと思われます。
【パフォーマンス・スペック比較】
| 項目 | ベース車両 (12チリンドリ) | MANSORY Nero Ventos |
| 最高出力 | 830 hp | 855 hp |
| 最大トルク | 678 Nm | 730 Nm |
| 0-100km/h加速 | 2.9秒 | 2.8秒 (推定) |
| 最高速度 | 330 km/h | 330 km/h以上 |
-
-
【試乗:フェラーリ 12チリンドリ】一言でいえば「極度の洗練」。V12エンジンを楽しむためだけに作られたフェラーリの新世代スーパーカーがここにある【動画】
| フェラーリは確実に「次の時代」へと進もうとしている | デジタルによる制御が加速する中においても「アナログ的感覚」を維持 さて、フェラーリ12チリンドリに試乗。 12チリンドリ(12Cilindr ...
続きを見る
内装:外観を裏切る衝撃のビジュアル・コントラスト
このネロ・ヴェントス アルティメット・エディションの真骨頂はドアを開けた瞬間のサプライズにあり、文字通り「総張り替え」となったうえ、ルーフにはロールス・ロイスばりの「スターライト」が仕込まれています。
そしてアクセントのイエローはペイントやパイピング、生地の切り替えや刺繍、そしてシートベルトによっても表現されており・・・。
- スタニング・インテリア: 外装の「静寂の黒」とは対照的に、インテリアにはMANSORYらしい大胆な配色と最高級の素材が選ばれる
- カスタマイズの極致: アルカンターラと上質なレザー、そして外装と連動したフォージド・カーボンのトリムが、運転席を戦闘機のようなコックピットへと変貌させる
結論:3人の選ばれしオーナーのみが手にできる「至高」
MANSORYが「3 Art Pieces(3つの芸術品)」と呼ぶ通り、このNero Ventosは単なるカスタムカーではなく3台のみに生産が絞られ、コレクターズアイテムとしての価値を重視しています。
そして幸運な購入者はクーペとスパイダーのいずれかを選択できるそうですが、世界でたった3台という枠を巡って世界中の超富裕層(主にはモナコとドバイだと思われる)による争奪戦は必至なのかもしれません。
合わせて読みたい、マンソリー関連投稿
-
-
F1ドライバー、エステバン・オコンとマンソリーとが「提携」。エクストリームなランボルギーニ・レヴエルトをガレージに追加する
| マンソリーの勢いはとどまるところを知らない | オコンが選んだ「普通じゃないレヴエルト」 フランス人F1ドライバー、エステバン・オコンが「新しいクルマをガレージに加える」こととなり、そのクルマはラ ...
続きを見る
-
-
マンソリー、最新の「ベントレー・コンチネンタルGT」をアグレッシブにカスタム。現代では「見た目」もラグジュアリーカーにとって重要な「性能」なのかもしれない
| マンソリーは20年以上も前からベントレーのカスタムを行っている | ベントレーを知り尽くしたマンソリーが送り出すコンチネンタルGTとは さて、フェラーリやランボルギーニなどスーパーカーのカスタムを ...
続きを見る
-
-
マンソリーが「ライトな」レヴエルトのカスタムを公開。パーツはすべて「アドオン」、つまり車両売却時にはもとに戻すことが可能に
| そこまでアグレッシブでなくてもいい」というユーザーにはオススメのチューニングパッケージ | しかしそれでも「価格が安い」わけではないだろう さて、いちはやくランボルギーニ・レヴエルトのチューニング ...
続きを見る















