
| 世界に1台のテーラーメイド「Giallo Kuramochi」 |
F80では「ロッソ」以外の選択肢を数多く見れるかも
スーパーカーストーカーにしてユーチューバー、Varryx氏が「ワンオフ」仕様のF80が走行する様子を撮影し自身のYoutubeチャンネルへと公開(広義ではすべてのF80がワンオフである)。
この車両はフェラーリの顧客向けパーソナライズ・プログラム「テーラーメイド」によって仕立てられた一台だと説明されており、標準的なカラーラインナップとは一線を画す異彩を放っています。
- カラー: 「Giallo Kuramochi(ジャッロ・クラモチ)」と名付けられたマット仕上げのイエロー
- 特別仕様: リアウィングにはイタリア国旗(トリコローレ)が誇らしげに配され、出荷を目前に控えた最終チェックを受けている姿が確認される
- デリバリー状況: 世界限定799台のうち、2025年12月にイギリスの億万長者へ「欧州第1号車」が納車されたばかり。このイエローの個体もまもなく幸運なオーナーの手元へ届く予定だと思われる
スペック:F1とル・マンの技術が融合した「究極のV6」
「F80にV12が載っていない」と嘆くファンも多く、しかしフェラーリがF80にV6を選択したのは「現在、モータースポーツの最先端において、もっとも成果をあげているパワーユニットはV6だから」。
F80は(歴史を体現するイコーナシリーズとは異なって)「フェラーリの今」を表現するモデルであり、よってV12ではなく”ル・マン24時間レースで多大なる功績を示した”V6が搭載されているわけですが、このV6エンジン含め圧倒的なテクノロジーがこのクルマに凝縮されています。
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フェラーリF80はなぜV12ではなくV6を採用?「現在のレーシングシーン(F1、WEC)で頂点に立つのは、V6ターボとハイブリッドの組み合わせだから」
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| 項目 | スペック詳細 |
| エンジン | 3.0L V6 ツインターボ(ル・マン覇者 499P由来) |
| システム最高出力 | 1,200 hp (エンジン900hp + モーター300hp) |
| 加速性能 | 0-100km/h:2.15秒 / 0-200km/h:5.75秒 |
| 最高速度 | 350 km/h (217 mph) |
| ダウンフォース | 1,050 kg (@250km/h) |
| ブレーキ性能 | 100km/hからわずか28mで完全停止 |
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【レビュー解禁】メディアによるフェラーリF80試乗レポート続々。「もっとも完成された」次世代ハイパーカーの真髄とは?【動画】
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1. 「1+」レイアウトの革新
F80は2人乗りではあるものの、ドライバーを完全に中心に据え、助手席をわずかに後退・オフセットさせることで空力性能を極限まで高めながら車幅を抑えることに成功。フェラーリはこれを「1+(ワン・プラス)」と呼んでいる
Image:Ferrari
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フェラーリは当初F80を「より攻撃的にすべく」シングルシーターとして企画していたようだ。実現すれば”座席あたり”もっとも高額なロードカーになっていたかも
Image:Ferrari | もしかすると、それくらい”振り切った”ほうが499Pゆずりのパワートレーンを搭載するエクスキューズになっていたのかも | さたにはシングルシーターのほうが後世の価値が高 ...
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2. アクティブ・サスペンション
各ホイールに搭載された48Vのアクチュエーターが、路面状況やウィングの角度に合わせてミリ単位で車高と姿勢を制御。1トンを超えるダウンフォースを路面へ確実に伝える
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マクラーレンW1、フェラーリF80、ブガッティ・トゥールビヨンがこぞって採用する「3Dプリンティングサスペンション」は今後のスタンダードに?そのメリットとは
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なぜ「イエロー」が注目されるのか?
フェラーリといえば「ロッソ・コルサ(赤)」が定番ですが、実は創業者のエンツォ・フェラーリが愛したモデナ市のカラーはイエロー。
今回目撃された「Giallo Kuramochi」のようなエッジの効いたイエローはF80の近未来的なエアロダイナミクスをさらに強調し、(F80の存在同様に)伝統と革新を同時に表現しているかのように思います。※カラーの名称からするに、日本人オーナーへと届けられる個体だと思われる
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最近ボクが気になるフェラーリのボディカラー、それは「ジャッロ・トリプロ・ストラート」。フェラーリとイエローとの歴史的、感情的なつながりとは
| この他にも気になるボディカラーは多々あるが | やはり黄色好きのボクとしては「外せない」選択である さて、ぼくは残りの人生のうちであと2~3台のフェラーリを購入するであろうと推測していますが、そこ ...
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フェラーリの「新しい黄金時代」の幕開け
ラ・フェラーリの後継として登場したF80は「単なる速さ」だけではなく、デジタル化と電動化、そしてモータースポーツでの成功をどうスポーツカーに落とし込むかというフェラーリからの回答です。
2027年までにかけ限定台数が生産されるとも報じられていますが、今後はマラネロ付近での目撃例、そして実際にオーナーの元へと納車された個体がSNSはじめネット上を熱狂させることとなりそうです。
ちなみにこちらは「まだ偽装が解除されない」F80のプロトタイプ。
すでにF80の姿は公開されており偽装を解かない理由はなく、となるとこの試作車はF80のオープン版(スパイダーあるいはアペルタ)なのかもしれません。
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「ジャッロ・クラモチ」のフェラーリF80を捉えた動画はこちら
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