
Image:Honda
| ただし日本では使えるシーンが限られそうではあるが |
この記事の要点まとめ
- ガレージ収納OK: 普通の駐車場や住宅用ガレージに収まるコンパクト設計
- 驚きの超軽量: 約635kg以下を目指し、CR-VやEVでも牽引可能。
- 4人就寝の魔法: ポップアップルーフで室内高2.1mを確保し、家族4人で寝られる空間
- あえての「引き算」: 車内キッチンやトイレを廃止し、モジュール式の屋外装備で清潔&広々
- 想定価格: 2万ドル〜4万ドル(約310万〜620万円)程度と、手に届きやすい設定を予定
「キャンピングカーは大きすぎて置き場所に困る」「専用の牽引車が必要でハードルが高い」。
そんな常識をホンダが打ち破る「Base Station(ベースステーション)」が登場。
これはホンダの北米R&Dチームが発表した「実際に発売される製品」で、現代のライフスタイルにあわせて最適化された「次世代の旅の形」の提案です。
ホンダの哲学「M・M思想」が詰まった究極のパッケージング
一見するとシンプルな箱型ですが、その実力は既存の重厚長大なキャンピングカーとは一線を画しており、根底にあるのはホンダ伝統の「マン・マキシマム/メカ・ミニマム(人の空間は最大に、メカは最小に)」という設計思想です。
「Base Station」主要スペック表(プロトタイプ)
| 項目 | 詳細スペック |
| 目標重量 | 1,400ポンド(約635kg)未満 |
| 就寝定員 | 最大4名(クイーンサイズベッド+オプションの子供用二段ベッド) |
| 室内高 | 最大約2.13m(ポップアップ時) |
| 電源設備 | リチウムイオンバッテリー、インバーター、ソーラーパネル標準装備 |
| 主な機能 | モジュール式窓、外付けキッチン(オプション)、屋外シャワー |
| 牽引可能車両例 | ホンダ CR-V、プロローグ(EV)、トヨタ RAV4など |
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ここが新しい。「Base Station」3つの注目ポイント
1. EV時代の「超軽量」設計
最近のEVやコンパクトSUVは牽引能力が限られていますが、Base Stationはアルミ骨格とファイバーグラスの外装を採用することで圧倒的な軽さを実現し、航続距離への影響を最小限に抑えつつ、気軽にアウトドアへ連れ出すことが可能です(巨大なSUVやトラックでなくとも牽引できるように設計されている)。
2. 「室内には何も置かない」という逆転の発想
従来のキャンパーは室内にキッチンやトイレを詰め込み、結果として狭く、掃除も大変であったものの、ホンダはこれを「屋外モジュール式」に一新することでコンパクトなサイズ感を実現し・・・。
- キッチン: スライド式の屋外キッチンとIHコンロ
- シャワー: 外で浴びるスタイルで、車内に湿気を持ち込まない
これらの割り切りによって、室内は7フィートもの高さを誇る開放的なリビングスペースへと進化したというわけですね。
3. スマートな電力自給
屋根に設置されたソーラーパネルと大容量バッテリーによってオフグリッド(キャンプ場以外の電源がない場所)での週末旅行も余裕でこなすことが可能に。
ホンダ製のポータブル発電機との連携も想定されており、まさに「ホンダ・エコシステム」の結晶です。
新しい知識:なぜ今「モジュール式」なのか?
これまでのキャンピングカーは「(室内への)据え付け装備」が一般的でしたが、Base Stationは窓の一部をアクセサリーと交換できるなど、スマホのように「後から機能を追加する」設計になっています。
開発を主導したのは、あの折り畳み電動スクーター「モトコンパクト」を生んだチームだとアナウンスされており(そう聞くと納得)、彼らは「キャンプを民主化する」ことを目標に、初心者でも扱いやすく、かつ自分好みにカスタマイズできる余白を残したのだと説明されています。
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結論|これは「買い」か?発売日と価格予想
ホンダはこのベースステーションを「競争力のある価格(2万ドル〜4万ドル程度)」を目指すとコメントしていますが、本格的なエアストリーム(5万ドル〜)に比べれば格段に安く、安価な小型トレーラーよりもはるかに高品質、という絶妙なポジションということに。
正式な発売時期は未発表ではあるものの、プロトタイプの完成度の高さから、2026年後半から2027年にかけて北米での発売が有力視されており、日本導入への期待も高まる、といったところですね。
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参照:Honda













