
Image:CocheSpias
|1600馬力の「新・ヴェイロン」ピエヒ氏に捧ぐ世界に1台のオマージュモデルが「オマージュ過ぎた」 |
忙しい人のための「1分まとめ」
- ピエヒ氏への献辞: ヴェイロンの父、故フェルディナント・ピエヒ氏(FKP)の名を冠した特別なオマージュモデル
- 伝説の再現: 2005年発表の「ヴェイロン 16.4 シャーシNo.001」と全く同じ赤×黒のツートンカラーとポリッシュホイールを採用
- 最強の心臓部: シロンをベースに、ミストラル等と同じブガッティ史上最強の1600馬力W16エンジンを搭載
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【伝説の再来】ブガッティが「ヴェイロン」オマージュと見られるワンオフモデルを1月22日に発表。30億円超の究極芸術「ソリテール プログラム」とは
Image:Bugatti | ここ最近のブガッティの動きから見て「ヴェイロン」オマージュなのは間違いなさそう | ブガッティ「プログラム・ソリテール」最新モデルの要約 世界に1台のマスターピース: ...
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20年目の再会。伝説の始まりを現代の技術で
ブガッティが新たに展開するワンオフ専用プログラム、「ソリテール(Programme Solitaire)」から第2のモデルが登場することについては「公式にて」アナウンスがなされていますが、今回はその発表直前に「ヴェイロン FKP オマージュ」としてその姿がリークされることに。
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【伝説の証言】時速400km超の恐怖と歓喜。ブガッティ・ヴェイロンを「歴史」に変えた男、ロリス・ビコッキの回想
Image:Bugatti | ブガッティのテストは「未知との遭遇」との連続である | この記事の要点まとめ ハイパーカーの創出: 2005年、ヴェイロンは「時速400km・1,001馬力」という、当 ...
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このモデルは、フォルクスワーゲン・グループの元会長であり、ブガッティ復活の立役者であるフェルディナント・カール・ピエヒ氏(Ferdinand Karl Piëch)に捧げられたもので、彼が描いた「1001馬力、最高速400km/h以上」という無謀とも言われた夢が、20年の時を経て最新のハイパースポーツとして再定義されたわけですね。
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ブガッティの次なるワンオフモデルは「ヴェイロン」オマージュ?「ソリテール」プログラムによって伝説が20年ぶりに復活
| 近代ブガッティの始祖がついに最新の技術とデザインによって蘇る | 【この記事の要約】 ブガッティが伝説のハイパーカー「ヴェイロン」の誕生20周年を祝うワンオフモデルを開発中との噂 究極のカスタマイ ...
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詳細:ヴェイロン FKP オマージュの圧倒的スペック
外観は初代ヴェイロンそのものですが、中身はブガッティがこれまでに培った技術の集大成で・・・。
| 項目 | スペック詳細 |
| ベース車両 | ブガッティ・シロン(Chiron) |
| エンジン | 8.0L W16型 クアッドターボ |
| 最高出力 | 1,600 hp(W16最終進化型) |
| 駆動方式 | 4WD |
| カラーリング | レッド&ブラック(2トーン) |
| ホイール | 専用デザイン・ポリッシュ仕上げ |
| インテリア | シルク・ベージュ&アルミニウム |
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1台売るごとに6億円の赤字、経営陣を震え上がらせたブガッティ・ヴェイロン。発売から20年経ち、「狂気と情熱による最高の無駄遣い」として再評価される
| 「先駆者」と「二番煎じ」は同じ性能を持っていても”天と地ほど”その価値が異なる | リスクを冒してでも「一番手」となる意義は大きい 2005年に生産が始まったブガッティ・ヴェイロン。 登場から20 ...
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徹底したこだわり:シャーシNo.001へのオマージュ
この「Veyron FKP Hommage」が特別なのは、単なるレトロルックではない点にあり・・・。
- エクステリア: 2005年に工場をラインオフした最初の1台(シャーシNo.001)の仕様を完全にトレース。シロン特有のCラインを持ちながら、ヴェイロンの象徴的なルーフスクープやシルエットを巧みに融合
- エンジン: 初代の1001馬力を大幅に上回る、W16エンジンの最終形態「1600馬力仕様」を採用。これはロードスターモデルの「ミストラル」や、サーキット専用の「ボリード」と同等の出力を誇る
- 独自性: 「ソリテール」プログラムは年間最大2台しか製作されない超限定枠。このFKPオマージュも、世界にたった1人のオーナーのために作られた「唯一無二」の存在
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ブガッティ・ヴェイロンという“常識を超えた夢”を実現した人物──フェルディナント・ピエヒとは何者だったのか。けして限界を受け入れなかった男
| 2005年当時、「1,000馬力」はまだ空想上の産物でしかなかった時代にヴェイロンを市販 | 限界を受け入れなかった男、それがフェルディナント・ピエヒである 自動車の技術が大きく進歩する時代(ある ...
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ちなみにこちらがオリジナルのヴェイロンですが、正直「見分けがつかないほど」そっくりにその姿が再現されており、オーナーのヴェイロンに対する忠誠心にも驚かされます(ヴェイロンの要素を取り入れたのではなく、ヴェイロンそのものの再現)。
Image:Bugatti
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ブガッティ「ヴェイロン」誕生20周年を祝う特別イベント「ル・プチツアー」開催。フランス・モルスハイムにオーナーが集結する
Image:Bugatti | ブガッティだけに「おもてなしも最上級」 | ブガッティ・ヴェイロン誕生20周年を祝う「ル・プチツアー」 ブガッティ・ヴェイロンは今年で20周年を迎えますが、その本拠地( ...
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Image:Bugatti
知っておきたい新知識:ピエヒ氏が自動車界に残した功績
今回名前に冠された「FKP」ことフェルディナント・ピエヒ氏は、(ポルシェ創業者である)ポルシェ博士の孫にあたる人物です。
- アウディ「クワトロ」の開発: 4WDを乗用車の世界に定着させた立役者
- 直噴ディーゼル(TDI)の普及: 燃費とパワーを両立したエンジンの先駆けを作った
- ブガッティの再興: 経営難に陥っていたブランドを買い取り、「世界一」の称号を奪還するためにヴェイロンを強行開発させた
今回の「Veyron FKP Hommage」の発表は、まさにハイパーカーの歴史を作った偉大なエンジニアへの”ブガッティからの最大級の感謝状”といえそうですね。
Image:Volkswagen
参考までに、同氏への感謝はブガッティからのみではなく(やはり同氏の意向によってフォルクスワーゲンに組み入れられた)ランボルギーニからも贈られており、ランボルギーニはそのハイパーカー「シアン」につき、同氏の死去ともなってその名称を「シアンFKP37」へと変更し世に送り出すことでその意志を示しています(「37」はフェルディナント・ピエヒ氏の誕生年)。
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【動画】63台限定のハイパーカー、ランボルギーニ・シアンFKP37が5台も一堂に会する!それぞれ個性の異なる仕様を見てきた
| ここまで仕様を考えるのにも相当に時間がかかったものと思われる | 設計技術や加工技術の新歩によっクルマの表現手法はほぼ無限大に さて、ランボルギーニ大阪さんにて開催されたワークショップツアーに参加 ...
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ポルシェ創業者一族、フェルディナント・ピエヒ氏が亡くなる。アウディ・クワトロ、ブガッティ・シロンなどVWグループの「顔」をつくり続けた豪傑
| ここまで方針が明確で、推進力と権力を持った人物は他にいなかった | ポルシェ創業者一族にしてポルシェ創業者の孫、さらに前フォルクスワーゲン会長、フェルディナント・ピエヒが82歳にて亡くなった、との ...
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結論:W16エンジンの終焉を飾る「最高のギフト」
ブガッティは次世代モデル「トゥールビヨン(Tourbillon)」でV16ハイブリッドへと移行します。
つまり、伝説のW16エンジンを搭載したモデルが作られるのは、これが本当に最後のとなるものと見られており、「ヴェイロン FKP オマージュ」は、ブガッティの過去と現在、そしてピエヒ氏の情熱を一つに結びつけた「まさに動く芸術品」。
20年前、ヴェイロンを見て目を輝かせたすべてのクルマ好きに贈る、究極の「答え」がここにあります。
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【ブガッティ・ヴェイロン誕生秘話】ピエヒのW18構想から始まった究極のハイパーカー開発の軌跡
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