| なぜ?ドイツのチューナーがコルベットをカスタム |
ドイツのチューナー、Geiger Carsがドイツ車ではなくシボレー・コルベットをチューン。
2017年末に発表された「究極」コルベット”ZR1”ではなく、これはZ06をチューンしたものとなりますが、あちこちに手をいれることでZR1を凌ぐパフォーマンスを発揮するまでに。
そのパフォーマンスはZR1を超えるまでに
さらに正確に言うならばこのコルベットは限定モデルの「カーボン65エディション」で、650台のみ限定、そしてカーボン製のパーツが装備された車両。
それをさらにカーボンパーツの追加、ロールケージやレーシングハーネス追加、スーパーチャージャーの変更(1.7リッター→2.3リッター)を行うなどハードにカスタム。
コルベット65周年を記念し「カーボン65エディション」発表。650台のみのスペシャルモデル
その結果エンジンは650馬力から758馬力にまでパワーアップし、その結果として0-100は2.7秒、最高速度は時速337キロ、と世界最速レベルのクルマに仕上がっているようですね。
なお、そのパワーに対応すべくブレーキやサスペンションも変更され、タイヤ/ホイールまでも交換済み。
カーボンパーツはフロントバンパーに始まりフェンダーのエアアウトレット、サイドスカート、リアディフューザーに至りますが、このキット価格は約140万円。
スーパーチャージャー、ECU含むエンジンのアップグレードは180万円、クーリングシステムの容量アップは200万円、サスペンションは60万円、ホイールは100万円、ロールケージは40万円、レーシングハーネスは15万円という価格設定となっており、そのほか合計すると「車両価格と同じくらい」のチューニング費用がかかることに。
なお、「コンプリート」として1500万円くらいの価格で車両を販売することも可能だとしていますが、その価格だと(ドイツ本国で)ポルシェ911GTSが変える程度の価格で、もちろんケイマンGT4も入手可能。
ただしこの価格で「時速337キロ」「0-100キロ加速2.7秒」というスペックが手にはいらないのも事実であり、お買い得なのかそうでないのかよくわからない設定でもあります。