| シボレーはCOPOカマロに50周年記念モデルを投入 |
シボレーが毎年恒例、ドラッグレース専用の「COPOカマロ2019」を発表。
これは残念ながら、ダッジ・チャレンジャーSRTデーモンとは異なり、公道走行ができない競技専用モデルとなっています。
なお、このCOPOカマロの歴史は1969年からスタートしており、今年で50周年。
今回は通常版(といっても限定ですが)COPOカマロのほか、記念モデルのCOPOカマロ(画像、COPO Camaro 50th Anniversary Special Edition)も発表に。
こちらは1969年に発売された「初代COPOカマロ」に採用されていたラグーナブルーをイメージした「アニバーサリーブルーメタリック」をボディカラーとして採用していることが特徴となっています。
エンジン選択肢は3種類
そしてこの50周年記念COPOカマロについては「エンジン・アピアランス・パッケージ」が装着され、オレンジのエンジンブロックやクロームのバルブカバー、ブラックのインテークマニフォールドが特徴。
エンジンそのものについては7リッター自然吸気の「427」、5.7リッタースーパーチャージャー付きの「350」に加え、4.9リッターの「302」も選択可能。
台数についてはこれまで同様に「69台(初代が発表された年と製造台数にちなんでいる)」で、購入を希望する場合にはシボレーへの登録がまずは必要、とのこと。
↓こちらが初代COPOカマロ
なお、今回シボレーはコンセプトカーとして「eCOPOカマロ・コンセプト(下の画像で右側にある、ボンネットに稲妻が描かれているカマロ)」も公開。
これは「e」の文字がつくことでもわかるとおり、2019年モデルのCOPOカマロをエレクトリック化したもので、なんと700馬力を発生する模様。
スペック含む詳細は公開されていないものの、シボレーによると「ゼロヨン9秒台はカタい」とのことで、これが事実であればダッジ・チャレンジャーSRTデーモンの9.65秒よりも速いタイムということになりますね。
おそらくゼロヨンにおいては今後EVのほうが有利になると思われ、長年続いたCOPOカマロも数年内には「エレクトリック」に置き換わることになるのかもしれません。
なお、「長丁場」「カーブがある」という点において、サーキットを走る通常のレースだとまだまだEVは「バッテリーの消耗」「重量」という問題をクリアできず、当面はガソリンエンジンのほうが優位性を保ちそう。
2019年モデルのカマロには”ショッキング”なカラーが追加
加えてシボレーは2019年モデルのカマロも公開。
新色として文字通りショッキングな蛍光イエローの”ショック”が追加されたことが大きなトピックとなっています。