BMWより発売予定のミドルクラス(日本だと中免で乗れる)バイク、G310R。
夏には本国価格が発表されたもののBMWモトラッドの日本サイトでは「未定」のまま。
本国(欧州)だと4750ユーロ、日本円換算だと約54万円ですが、日本にやってきたときに果たしてこれがいくらになるのか、が焦点ですね。
おそらく直接の競合になるのはKTM 390DUKEになると思われますが、こちらは373ccで592,000円。
BMW G310Rよりも排気量が大きく、同じようにスチールフレーム+アルミ製のスイングアーム(リア)、モノショック、倒立式フロントフォークを持っています。
生産国はインドで、BMW G310Rもインド製になるのでそう大きなコスト差はないと考えていますが、390DUKEがかなり簡素な作りを持っているのに対し、おそらくBMW G310Rはほかモデルを見る限り、かなり細部までこだわった作りをしてくるはずで、であれば価格についてかなり差が出るのかもしれません。
ただBMWはこのG310Rで今までに得られなかった客層を獲得しようと考えているはずで、となると逆に各部を簡素化し、ぐっと価格を下げてくるかもしれない、とも考えています(希望的観測)。
なおBMW G310Rより排気量はちょっと上ですが399(400)ccのドゥカティ・スクランブラーは899,000円。
ドゥカティの中では唯一100万円を切る価格ですが、この価格はタイ工場で組み立てることで実現されたもので、しかし実際に乗ってみたところでは精度的に問題は無さそうです。
こちらもスチールフレームですが、803ccのスクランブラーが倒立フォーク、アルミ製スイングアームとなるのに対し、399ccの「スクランブラーSixty2」は正立フォークにスチール製のスイングアーム。
それを考えると「かなり強気」の価格とも言え、これはドゥカティの他モデルとのバランスを保ち、ブランドイメージを保持するための戦略かもしれません。
現在はホンダPCXを売ってしまい家にバイクがなく、そのために「何かバイクを」と考えているわけですが、BMW G310だとちょっとカスタムしたほうが良さそうです。
というのもハンドル周り(ミラー含む)やリアセクションがちょっとモッサリしており、これはなんとかしないと、と考えているわけですね。
こちらはBMWのコンセプトバイク、「スタントG310」ですが、ミラーとヘッドライトが無くなり、リアのマッドフラップがなくなったことでかなりスッキリしたルックスに。
ぼくはもともとファイタースタイルが好きなのでこういった方向でカスタムしたく、ミラーはバーエンド、ヘッドライトは小型プロジェクターへと交換し、リアの泥除けは取り外してナンバープレート移設、という感じになりそうです。
なおドゥカティ・スクランブラーSixty2の場合でも同じで、ミラー移設とシートをコンパクトにし、リアのナンバープレートも移設してあちこちカットオフ、という感じですね(↓のような雰囲気)。
加えてスクランブラーはハンドルバーを左右5センチくらい切りたいと考えています(本当はセパハンにしたい)。
そう考えると、車のデザインでも同じですが、ぼくは「前傾姿勢」でアグレッシブなルックスが好きなんだろうな、と思います。
よってBMW G310Rとドゥカティ・スクランブラーSixty2を購入した場合はかなりカスタムしてしまうことになりますが、その費用を考えるとけっこう割高に。
そう考えると「国産も見なければ」と考えるのですが、ホンダだと「CBR400R」というトンデモなく速そうで格好良いバイクが699,840円。
ヤマハだとぼくが好きなファイタースタイルを持つ「MT-03」が556,200円となっています。
ホンダとヤマハは国産だと思われ、であれば割高なインド産やタイ産のバイクを購入する必要があるのかという疑問もちょっと出てきたりするのですが、このあたりも含めて試乗を行いながら検討する必要がありそうですね。
カワサキはどうしてもそのシルエットが鳩サブレっぽく、スズキはこれまでの経験から「絶対に買わない」と決めているので対象外。
逆に経験上、ぼくはホンダとヤマハには厚い信頼を寄せています。
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