| やはりアルファロメオにスポーツカー、そしてスーパーカーの発売を望む人が多いようだ |
現在、アルファロメオはその方向性を大きくシフトさせようとしちる段階だと思われるが
さて、デザイナーのEttore Balsadonna氏が「アルファロメオ スカリオーネ」を発表。
もちろんこれはアルファロメオ公式ではなくデザイナー個人の作品となりますが、過去のアルファロメオ各モデルを研究しつくし、未来に向けての提案を行った意欲作。
なお、このアルファロメオ スカリオーネのデザインにおいて大きな影響を及ぼしたのは2000スポルティーバ、BAT7、33ストラダーレの3台だとされています。
ちなみにBAT7とは、「アルファロメオ・ベルリナ・エアロダイナミカ・テクニカ・コンセプトカー」としてリリースされた一連のコンセプトカーシリーズの「7番目」で、バブル形状のキャノピーはここからヒントを得ているようですね。
-
アルファロメオ史上最高落札額更新!ベルトーネによる「ベルリナ・エアロダイナミカ・テクニカ」がなんと15.5億円で落札される
| 当時、このシリーズはけっこうなインパクトがあったようだ | さて、コロナ禍にてクラシックカーバブルも一息つき、落札金額に足踏みが見られるとも言われますが、今回は「戦後のアルファロメオでの最高落札額 ...
続きを見る
アルファロメオ スカリオーネはこんなクルマ
そしてこのアルファロメオ スカリオーネにつき、想定しているパワートレーンは8気筒ガソリン+ハイブリッド。
フラット8という珍しいエンジンにエレクトリックモーターを直結するという構成を持つ模様。
今回は公道走行バージョンの「ストラダーレ」、そしてレーシングバージョンの「クアドリフォリオ」が発表されています。
こちらは公道バージョンのスカリオーネ・ストラダーレ。
(一般的な形状の)リアウイングを持たないデザインですが、最近はウイングをもたなくても十分なダウンフォースを持つスポーツカーも多数存在し、レーシングカーであっても「ウイングレス」が登場していますね。
その秘密のひとつは「フラットボトム」にあり、強力なグラウンドエフェクトを発生する模様。
こちらはスカリオーネ・ストラダーレのインテリア。
ドライバーオリエンテッドなデザインを持ち、まさにスポーツカーといった雰囲気ですね。
シートはスパルタンなバケットシート、そしてドアは「ディへドラル」、さらに広いグラスエリアが特徴的。
アルファロメオ・スカリオーネ・クアドリフォリオはいっそう過激
そしてこちらはレーシングバージョンのスカリオーネ・クアドリフォリオ。
フロントやリアにはエアロパーツが追加され、そのほか前後フェンダーにはスリット等が追加されるなど微妙な変更が加えられています。
カラーリングは往年のアルファロメオを連想させる「レッドにイエロー」。
ステアリングホイールはレース用へと変更されているようですね。
合わせて読みたい、アルファロメオのレンダリング関連投稿
-
フェラーリやマクラーレンには負けん!もしもアルファロメオが「スピードスター」を作ったらというレンダリングが登場
| スピードスターは一つの流行 | https://www.flickr.com/photos/110074903@N02/49844072207/in/dateposted-public/ さて、ア ...
続きを見る
-
非公式なのがもったいない!アルファロメオTZシリーズ最新モデル「TZ4」のレンダリングが登場
| たとえ高価であっても、TZ4を現代にて発売して欲しいものだ | さて、ランボルギーニやジェネシスにて活躍したカーデザイナー、Samir Sadikhov氏が「アルファロメオ TZ4」のレンダリング ...
続きを見る
-
隠れたアルファロメオの名車”モントリオール”!発売50周年の折に「新型モントリオール」のレンダリングが登場
| モントリオール”らしさ”を感じさせる要素をしっかり押さえているようだ | さて、最近にわかに注目の集まるアルファロメオ・モントリオール。オリジナルのアルファロメオ・モントリオールは1970年から1 ...
続きを見る