
| 将来的に、フェラーリ812コンペティツォーネAは1億3000万円以上の価値を発揮するだろう |
もはや限定フェラーリを新車で購入するのは多くの人にとって「不可能に近い」
さて、フェラーリは812スーパーファストのハードコア版「812コンペティツォーネ」を発表していますが、これは入手難易度が最高レベルに高い限定車。
「クーペ」そしてオープン版の「A(アペルタ)」が存在し、とくに生産台数の少ないアペルタ(クーペの999台に対して599台のみ)はさらに入手困難ということになりますが、フェラーリは常にオープンモデルを少なく生産し、そのため「フェラーリの限定オープンモデルは価値が高い」という認識も一般化しています。
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今回はその生産枠が「新車価格の倍」で転売中
そして今回報じられているのがフェラーリ812コンペティツォーネA(アペルタ)の転売枠で、新車価格の67万2500ドル(約7700万円)に対してなんと116万ドル(約1億3300万円)という価格設定がなされています。
なお、ここまで価格が高くなるのは異例のことではありますが、フェラーリF12ベルリネッタのハードコア版「F12tdf」の価格が一向に下がらないこと、そしておそらくは近い将来に(規制によって)ガソリンエンジンのみで走るフェラーリのハードコアモデルを発売できなくなるであろうこと(ただしフェラーリはそれを避けるべく最大限の努力を行っている)、そしてV12エンジンはフェラーリのアイコンでもあり(モンツァSP1/SP2登場以降、とくに)近年再評価の機運が高まっていることなどを考えると、もしかすると「まだお買い得」な範囲なのかもしれません。

いったいどうすれば限定フェラーリを購入できるのか
そこで気になるのが限定フェラーリの購入資格。
これは国や地域によっても異なることが報じられていますが、一般には「これまでの購入履歴」「現在の所有状況」「クラシックフェラーリ所有の有無」「スペシャルモデル(スペチアーレ)の購入履歴」「フェラーリクラブの会員であること」等が審査されると言われ、購入資格を得るため(台数の条件をクリアするため)に「フェラーリを買い増し」する人も少なくないと言われていますね。

ただ、最近ではこういった要素に加えて「新しい条件」も考慮されているといい、それは「ネット上での価値」。
フェラーリは「自社で広告を行わない」ことで知られますが、その広告のかわりとなるのがF1グランプリでの勝利、そして圧倒的なパフォーマンスと美しさを誇るロードカー、さらにはフェラーリを所有する「人々」。
フェラーリは常にあこがれの対象でなくてはならず、よってフェラーリを所有する人々もまたあこがれの対象でなくてはならないということになり、よってフェラーリは大きな影響力を持つ人物に対し、(フェラーリの購入履歴がなくとも)限定フェラーリ購入のオファーを行っていると言われます。

そして、フェラーリが「選ぶ」人物の基準として(上述のとおり)ネット上の価値が重要視されるわけですが、そのほかにも「若い」「社会的地位が高い」「仕事がクリーン」といった条件もあるようで、スポーツ選手や若手ビジネスリーダーに優先的に限定フェラーリが回されている傾向もある模様。
逆に「若くない」「ネット上の影響力が低い」「あこがれの職業ではない」人々は(これまで、いかにフェラーリをたくさん購入していても)限定フェラーリを回してもらうことができなくなっていて、とくにラフェラーリ・アペルタ以降この傾向が強くなっていることがわかります。追記:情報をいただき、最優先で限定フェラーリを購入できるのはF1ドライバー、その次が世界的著名人、そして一般オーナーの中ではフェラーリチャレンジに参加している顧客だといい、インフルエンサーも優遇される傾向にあるものの、やはり重要なのは購入履歴とのこと

そう考えると、「限定フェラーリを購入するためには、とんでもないお金(購入履歴)や努力(ビジネス上での成功)が必要」だということになり、限定フェラーリにはそのぶんの価値がオンされていると考えると、やはり「新車価格の倍」にて、お金で解決できるのであれば”まだ安い”んだろうな、と考えたりします。
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参照:The Supercar Blog, amcarsfrance