Image:Ferrari
| 「ブルーとイエロー」はやはり相当に目を引くカラーコンビネーションである |
結局ボクはこの組み合わせを選ばなかったが、ときどき「これにしておけばよかった」と思うことも
さて、フェラーリが自社にて展開するパーソナリゼーションプログラム「テーラーメイド」を通じカスタムした812GTSを公開。
ボディカラーはぼくが自分の296GTBに選んだボディカラーと同じ「アッズーロ・ディーノ」、そしてそこに入るリバリー(ストライプ)はフェラーリらしいジャッロ・モデナです。
なお、このイエローのストライプの中央にはブラックのラインが入り、これによってイエロー部分が「ダブルストライプ」に見えるというユニークな仕様を持っているようですね。※フロントフェンダー上のスクーデリア・フェラーリエンブレムは手書き、ブレーキキャリパーはイエロー、そしてボディアンダーのエアロパーツにはイエローのハイライト
アッズーロ・ディーノ×ジャッロ・モデナのフェラーリ812GTSはこんなインテリアを持っている
そしてこちらはこのフェラーリ812GTSのインテリア。
ブラックレザーにブラックのクロス(スーパーファブリックにコーデュラナイロンのインサート)、そして光沢仕上げのカーボンファイバーが用いられ、ブルーではなくイエローがアクセントとして採用されています。
このイエローはステアリングホイールやセンタートンネル、ダッシュボード上のステッチ、ギアポジションセレクターのスリーブにも反映されますが、ボディ上のリバリーとシンクロした「ダブル」ストライプがステアリングホイール、ダッシュボード、グローブボックス上に反映されているところがなかなかにユニーク。
シートベルトはイエロー、そしてシート上にもイエローのダブルストライプにイエローステッチ、そしてヘッドレスト上にはイエローのみで再現された(結構珍しい)スクーデリア・フェラーリのシールドエンブレム。
ボクもジャッロ・モデナのリバリーを検討したことがあるが
上述の通り、ぼくが自身のフェラーリ296GTBに選択したボディカラーもまたアッズーロ・ディーノですが、実はジャッロ・モデナのリバリーを検討したことも(ただしダブルではなくシングル)。
フェラーリのカンパニーカラーは(エンブレムを見ても分かる通り)もともとイエローなのでこのカラーリングを検討したわけですが、「あまりにイケアっぽい」という印象を受けたためにこれを見送り、結果的にはホワイト(ビアンコ・セルビーノ)のストライプを選択しています。
-
フェラーリの75周年記念イタリアGP版「レア物」Tシャツをゲット!フェラーリにしては珍しいイエロー、なぜフェラーリなのに「イエロー」?
| 買いそびれて困っていたところ、オートカヴァリーノさんに入荷した中の一枚を無事にゲット | イベント時や車両のレビュー時に着用しようと思う さて、先日紹介した「フェラーリの75周年記念(イタリアGP ...
続きを見る
ただ、今回フェラーリが公開した個体を見ると、さほどぼくが(296GTBのカーコンフィギュレーター上で)受けたイケア的イメージはなく、それはやはり中央にブラックが入っているからなのかもしれず、ほんのちょっとのことで印象がずいぶん変わるものだ、と驚かされています。※隠し味のようなものかもしれない
合わせて読みたい、フェラーリ関連投稿
-
フェラーリ812コンペティツォーネ「テーラーメイド」最新作。グリーン外装にベージュ内装という「レトロ」かつエレガントな仕様にて仕上げられる
Image:Ferrari | かつてエンツォ・フェラーリが愛用していた400スーパーアメリカに近いカラーを持っている | ゴールドのホイール、ベージュ内装がなんとも優雅 さて、フェラーリが自社のパー ...
続きを見る
-
フェラーリが最新のテーラーメイド車両、ロッソ×シルバーの812コンペティツォーネを公開。今までに見たことがないリバリーが新しい
Ferrari | フェラーリは豊かなモータースポーツの歴史を誇るだけに、その「引き出し」がたくさんある | オーナーとしてもその「モチーフ」を探すだけで大変なのかも さて、フェラーリが自社のパーソナ ...
続きを見る
-
フェラーリがデイトナSP3の「テーラーメイド」カスタムモデルを公開。ボディはカーボンむき出しにクリアゴールド、内装はピスタチオという個性的な仕上がりに
| フェラーリのスペシャルモデルはどれだけ費用を投じてもカスタムするだけの価値がある | 一部オーナーはフェラーリにヘリテージを重視したクラシカルな仕上がりに、また一部は最新の素材や仕上げを用いた仕上 ...
続きを見る
参照:Ferrari