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フェラーリ、モンツァで特別カラーのSF-25を披露。ニキ・ラウダ初タイトルから50周年を記念、ルクレールとハミルトンのネームも「当時風フォント」

フェラーリ、モンツァで特別カラーのSF-25を披露。ニキ・ラウダ初タイトルから50周年を記念、ルクレールとハミルトンのネームも「当時風フォント」

| ニキ・ラウダ初タイトルから50周年を祝う特別な週末 |

今週末のマラネロは「フェラーリ一色」に

2025年のF1イタリアGP(モンツァ)にて、スクーデリア・フェラーリHPが「伝説の1975年シーズン、ニキ・ラウダの初ワールドチャンピオン獲得」から50周年を記念した特別プログラムを実施すると発表。

その象徴となるのがF1マシン「SF-25」に施される特別カラーリング、そして当時をイメージしたチームウェアやレーシングスーツの展開で、ティフォシにとって忘れられない週末となるのは間違いなさそうです。

参考までに、この「当時をイメージした」ブルーのキャップやフーディーは「ほぼ完売」してしまい、やはり多くの人々にとってニキ・ラウダは特別な存在であったということを改めて実感させられます。

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特別カラーのSF-25、伝説の「312 T」をオマージュ

今回のSF-25は、ニキ・ラウダが駆ったフェラーリ312 Tをモチーフにした特別カラー。

HPと共同開発した最新のラッピング技術によって開発された「環境負荷を抑えつつ耐熱性・軽量性に優れるPVCフィルム」を採用し、以下の特徴が盛り込まれています。

  • 1975年当時と同じ深紅のボディカラー
  • 白い縦ラインと筆記体のドライバー名(フォントは当時ニキ・ラウダが使用していたものと同じ)
  • 白地に黒文字のクラシックなカーナンバー
  • メタリックシルバーのリアウイング(当時のアルミを再現)
  • ホイールデザインも当時をイメージ


チームキットとドライバー装備も“1975年仕様”

さらにはシャルル・ルクレールとルイス・ハミルトンは、1975年スタイルの特別スーツ・シューズ・ヘルメットを着用するといい、チーム全員も長方形のクラシック・フェラーリロゴ入りユニフォームを着用するそうですが、その一部はすでに公式レプリカとしてプーマストア、そしてフェラーリストアでも一般販売が開始されていますね。

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ジャン・アレジの登場とファンイベント

さらに決勝前には、1990年代にフェラーリのドライバーとして人気を博したジャン・アレジがフェラーリ412 T2(最後のV12 F1マシン)をドライブするといい、また、ファンイベントとして以下が予定されているというので、当日は大きな盛り上がりを見せることは間違いなさそう。

  • ミラノのフェラーリ・フラッグシップストアでドライバー交流&特別展示
  • パラッツォ・レアーレで「Drive to Monza」イベント開催

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マラネロ博物館でも特別展示

加えてフェラーリ博物館(マラネロ)では、ニキ・ラウダが駆った312 Tの実車、そして今回の特別カラーを施した車両を並べて展示することについてもアナウンスがなされており、館内では予選・決勝のライブビューイングも実施され、現地を訪れるファンには特別な体験が用意されていることについても言及されています(この週末はマラネロがフェラーリ一色に染まりそうだ)。

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参照:Ferrari

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