| フェラーリ博物館最大の見所はやはりこの「F1マシンに関する展示」である |
おそらくは今後さらにこの展示が拡大されるものと思われる
さて、前回はムゼオ・フェラーリ・マラネッロの展示内容「中編」をお届けしましたが、今回は後編です。
まずはこのフェラーリ博物館の「目玉」とも言えるF1に関する展示ですが、以前はいくつかのホールに1970年代のF1マシンも含め、ピットを再現した展示や各F1マシンのサウンドを再生できるデバイスが設置されていたものの(下の画像。タイヤ交換体験もあった)、今回の訪問ではそれらがなく、かわりに比較的新しい世代のF1マシンの展示に集約されており、しかし今後もなんらかの変更がなされるのかもしれません。
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やはりフェラーリの本質は「F1」である
そこでこのF1展示ホールを見てみると、まず部屋の上部にはこれまで獲得したトロフィーがズラリ。
昔のF1ドライバーが被っていたヘルメット。
なお、ものの本によれば「ヘルメットをかぶるのは臆病者である」としてヘルメットを着用することが敬遠された時代もあるもよう。
時代はフルフェイスに移り・・・。
ニキ・ラウダのヘルメットは来場者に大人気。
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こちらは歴代F1マシンのモデルカー(ファンにはたまらない展示であろう)。
そして各世代のF1マシンに・・・。
それに呼応するエンジンの展示も。
こちらもマニアにはたまらない内容ですね。
それにしてもこの内容は圧巻。
そのほかムゼオ・フェラーリ・マラネッロではこんな展示も
そしてこのF1ホールから出口に向かっての展示を見てみると、ここにもヴィンテージレーシングカー。
こちらは268SPですが・・・。
このフロントのダクト形状がF430のモチーフとなっています。
シートは(デイトナSP3でのリバイバル以降)注目を浴びるブルー。
365GTB/4”デイトナ”コンペティツォーネ。
ボディカラーとホイールにはアッズーロ・ラ・プラタが用いられています(壁面の写真はデイトナ24時間レースでの1−2−3フィニッシュ)。
こちらのエンブレムの変遷。
「跳ね馬」の向きや尻尾の向き(上下)が逆だった時代もあり、「Ferrari」文字と馬との距離が後に開いたり(これは”文字の上で馬が跳ねているように見せたい”というエンツォフェラーリの意向であったようだ)。
そして最新のF1マシンに・・・。
ル・マン24時間レースの覇者、499P。
ちなみにレースでの汚れ(勝利の勲章)は「そのまんま」。
296GTBに加え、そこに積まれるV6ツインターボ。
V12エンジンに比較するととんでもなく小さく見えます(このコンパクトなV6エンジンによって296GTBはホイールベースが短縮できた)。
そのほかフェラーリと一緒にプロが撮影してくれる記念撮影コーナー、F1シミュレーター、フェラーリのカーボンファイバー導入を記念した「カーボンファイバー風の」柄を持つ”モンツァ・スペシャルエディション”レーシングスーツなどの展示があり、さらにこれら展示スペースを抜けるとフェラーリストアとなっています(プーマとのコラボモデルなどスポーティーなラインナップ)。※ざっと急いで見ても1時間半くらいは必要
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そして出口にはチャーターしていたメルセデス・ベンツVクラスが待機。
これに乗って次の目的地へと向かうわけですね。
フェラーリ博物館(ムゼオ・フェラーリ・マラネッロ)の様子を収めてきた動画はこちら
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