>スバル(SUBARU)

北米で発表された新型スバルXVがカッコいい!新デザインのバンパーとフェンダーでよりワイルドに変身

| 新グレード「スポーツ」は言うなれば”アウトバック”風 |

スバルの北米法人が、現地向けの新型クロストレック(日本ではXV)を発表。

これはマイナーチェンジに相当するモデルですが、内外装のアップデート、そして2.5リッターエンジンの追加が目玉となっています。

なお、日本でのXVは1.6リッターと2リッター(e-BOXER)との二本立てとなっており、2.5リッターエンジン版が投入されるかどうかは不明。

ただ、スバルの展開する他モデルの例、日本では2リッター以上になると税金が高くなるということを考慮すると、「日本市場に2.5リッター投入」の可能性は低いかもしれませんね。

ちなみに北米向けに排気量を拡大したエンジンを投入する例は少なくはなく、スバルの他、マツダも同様の対策を取っています(アメリカ人は平均体重が重く、かつトルクのあるエンジンを好むため)。

フロントグリルやバンパーデザインが変更に

なお、この2.5リッターエンジンを選択できるのは「リミテッド」そして新しく設定された「スポーツ」グレードにおいてのみ。

両者ともトランスミッションにCVTを選択した場合はヒルディセント・コントロールを備えるオフロード向けの「X-Mode」が備わり、エマージェンシーブレーキ、レーンキーピングアシスト、レーンデパーチャーワーニングが標準化される、とのこと。※このブルーの個体は「リミテッド」

2021-subaru-crosstrek

この「リミテッド」の画像を見ると、これまでのクロストレック(XV)に比較し、フロントグリル、フロントバンパー下部のクラディング(樹脂パーツ)が変更を受け、よりダイナミックなデザインへと変更されているように見えます。

2021-subaru-crosstrek (1)

こちらは「リミテッド」用ホイール。

ブガッティ・ラ・ヴォワチュール・ノワールを連想させるようなデザインですが、なかなかにカッコイいいですね。

なお、スバルは日本の自動車メーカーの中ではかなりホイールのデザインにこだわるほうだと認識していて、「メタリックグレー(ガンメタ)」や「ゴールド」といった、他メーカーがなかなか採用しなかったカラーをいち早く取り入れています。

2021-subaru-crosstrek (9)

新設定の「スポーツ」グレードはアグレッシブでカッコいい

なんといっても魅力的なのはこの「スポーツ」グレードであり、これには専用デザインの樹脂製クラディング、ダークグレーフィニッシュの17インチ専用ホイール、メタリックグレー仕上げのフロントグリルにドアミラーが装着。

2021-subaru-crosstrek (2)

フロントバンパーのクラディング面積がさらに拡大してフォグランプも大型化し、前後ホイールアーチに装着されるクラディングも大きくエッジが効いたデザインに。

これによってスポーティーさ、そしてアクティブさがぐっと向上しているように見えます。

なお、やや雰囲気は異なるものの、こういった手法は「レガシィアウトバック」をオフロード風味に仕立て上げた手法と似ていて、おそらくスバルは「北米で圧倒的人気を誇るアウトバック」に次ぐ人気モデルに(クロストレック”スポーツ”を)育てようと考えたのかもしれません。

2021-subaru-crosstrek (3)

スバル
凄いなスバル・レガシィ・アウトバック!米にてワゴン市場の80%を占め、単一車種でも全体の1%を占める超人気モデルに

| なぜそこまで売れるのかは全くの謎 | Car and Driverが報道したところによると、北米市場ではSUVやクロスオーバーに加え、「車高を上げたワゴン」の人気が拡大している、とのこと。つまりス ...

続きを見る

ボディカラーには新色の「プラズマイエローパール」と「ホライズンブルーパール」が採用されているそうですが、今回公開されたオフィシャルフォトがそれぞれの新色を表している、ということになりそうですね。

上述の通り、「スポーツ」ではグリルのインナー、ドアミラー、ホイールがメタリックグレーに変更されますが、重厚感の感じられる色調であり、高級感がぐっと増したようにも。

2021-subaru-crosstrek (5)

リアにおいては、テールランプ、バンパー形状、樹脂製クラディング、バンパーロワ部のディフューザー風デザイン含め、現行との相違がないようにも見えます。

2021-subaru-crosstrek (6)

ちなみにこちらが現行クロストレック(XV)。

「リミテッド」に比較してフロントグリルやフロントバンパーのデザインが変更されていること、「スポーツ」に比較してもフロントバンパー、そしてフェンダーのデザインが変更されていることがわかります。

面白いのは、北米だとこういった感じで「アウトドア」「泥んこ」なイメージを押し出しているクロストレックですが、日本(XV)だとアウトドアイメージというよりも都会的な雰囲気を全面に押し出していること。

日本のXVも、北米の新型クロストレック同様の外観へと変更されると思われるものの、これにあわせてそのイメージも「アウトドア寄り」へと変更されるのかどうかは興味のあるところですね。

20_CTK_photos_ext_04

新型クロストレックのインテリアはこうなっている

こちらは新型クロストレックのインテリア。

エクステリアほどの変更はなく、主にインフォテイメント氏システムがアップデートされたくらい(ドアイバーアシストやドライブモードの変更もあるが、日本仕様とはもともとが異なるようだ)。

2021-subaru-crosstrek (7)

さらに「スポーツ」グレードにはイエローのアクセントがステアリングホイールのスポーク部に用いられ、シート(合成レザーのStar text)やダッシュボード、ドアインナーパネル、フロアマットにもイエローのステッチが入る、とのこと。

2021-subaru-crosstrek (8)

参照:SUBARU(US), SUBARU(JAPAN)

この記事が気に入ったら
いいね ! しよう

Cirqua_Recommend / 1845256

->スバル(SUBARU)
-, , , , ,