| ちょっと前までは「通常の」スープラだと1500万円くらいが落札相場だったが |
とにかく日本車(JDM)の価格は世界中でうなぎのぼり
さて、アメリカの中古車売買サイト、Bring A Trailerに出品されていたトヨタ(80)スープラが201,000ドル(日本円で2200万円くらい)で落札されて周囲を驚かせることに。
なお、出品時の開始価格は136,000だったのですが、これでも「高いんじゃないか」と見られており、しかしフタを開けると予想を覆して201,000ドルでの落札です。
限定ではなく「普通の」スープラ
今回の1995年製スープラについて驚かされるのは、限定モデルではなく「普通に買えた」スープラということ。
これまでには北米市場限定モデルや、24台のみしか製造されなかったボディカラーを持つスープラが「5000万円オーバー」にて販売されたケースがあるものの、通常モデルのスープラが2000万円オーバーというのはなかなか見ない例です。
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このスープラの仕様としては、ボディカラーは「ルネッサンスレッド」、そしてインテリアは「タン」、エンジンは2JZ-GTE(3リッターターボ)、トランスミッションは6速マニュアル、ルーフはデタッチャブルハードトップ。
特筆すべきは「26年間で1オーナー」「走行距離10,575km」というところで、これが高く評価されたものと考えられます。
見たところフルノーマルのようにも見え、これもまた「高ポイント」。
「TOYOTAバッジ」「トヨタエンブレム」「Supra文字」はゴールド。
レッドのボディカラーによく似合っていますね。
「2200万円で落札された」スープラのインテリアはこうなっている
そしてこちらは今回落札されたスープラのインテリア。
ダッシュボードやステアリングホイール、センタートンネルはブラック、シートはタンカラー。
当時斬新だったドライバーオリエンテッドなコンソールが特徴的ですね(カセットデッキが懐かしい・・・)。
そのほかの装備としてはオートマチック・エアコン、デュアル・フロント・エアバッグ、クルーズ・コントロール等が紹介されています。
やはり見たところノーマルで、こういった仕様を見るに、「将来に渡り高い価値を維持する」のは間違いなく、あと数年もすれば「あの頃は2000万円でスープラが買えたんだな・・・」と思ったりするのかもしれません。
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